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「うどん」と「そば」談義・・・。
Date:2008-11-04(Tue)

休日の延長線上で話題が浮かばない。気が向くままにキーボードを打つことを勘弁願いたい。

寒くなると「うどん」と「そば」がうまくなる。現在、敦賀にも、うどん風の専門店が存在する。全国にうどんとそばの両方を供する「そば屋」と称する店が多いが、敦賀駅中のそば屋は、「うどん」も「きしめん」も扱う。これも名古屋が近い土地柄だろう。

私の朝飯はうどんである。大学時代の4年間、寮の朝飯がうどん、徹マン後がうまい。これも影響した。四国の讃岐では朝5時よりうどん屋が開店する。生産量の1位は当然、讃岐うどんで知られる香川県だが、2位は埼玉県であり、群馬県もベスト5に入っている。何とも不思議な国だ。かつては、二毛作による小麦栽培が盛んで、うどんは日常的な食事だった頃もあるが、最近は大半が中国産だ。

讃岐うどんブームは、私の知る限り戦後4回、全国展開されている。讃岐うどんのチェーン店が2002年に「はなまる」が首都圏に開店したのを皮切りに日本各地で次々とオープンし、福井県でも鯖江と福井市に存在する。このブームは2005年頃まで続いた。映画「UDON」まで盛況を極めたが、ブームは去るものだ。東京から讃岐へ。うどんツワーも今はない。

ここで、西日本では、うどんと、いなり寿司か、かやくご飯を食べる風習がある。たいていの駅中立ち食いうどん店は、小さないなり寿司を二つずつ置いている。これが敦賀になると「おろし昆布のおにぎり」に変わる。

うどん談義をいくら説いても、やはり敦賀は「そば」だ。5月ごろか、中央町のそば教室、なかなか面白かった。うどんより手軽かもしれない。最近はそば打ちが静かなブームのようだが、実際にやってみると、なかなか奥が深い。「こね鉢三年、延ばし三カ月、包丁三日」と言う。麺棒を使ってそばを延ばしたり、麺切り包丁でそばを切ったりするところに目が行きがちだが、実は水回しと言って、そば粉と小麦粉に水を加えて、こね鉢で練り上げる作業が最も重要で、難しい。

「うどん」も、このこね作業が大事になる。それも足で踏む。これは家では嫁さんの作業だ。これ以上、進むと別の話になるのでやめる。

おいしいそばを食べるためには、よく「三たて」と言うと教えられた。「ひきたて、打ちたて、ゆでたて」のことだ。ついでに、「うどん」には、「うどんの窯(かま)」という言葉がある。「言(湯)うだけで実行しない」のたとえ。女房によく言われる言葉だ。ちなみに女房は讃岐産。趣味は合わないが、「うどん」だけは話が合う。

話を外国へ飛ばす。かつて、シベリア鉄道を乗り継いで、シベリアのまん中、イルクーツクへ。そこに「そば屋」が存在した。今はあるか知らないが、「日本そば」とあった。「そば粉」は日本ではなく「すぐそばだ」という嘘のようなほんとの話。ただ、味や口あたりは、食べられたものではない。確かに「そば」の原産地はバイカル湖から中国北部の冷涼な地域。このため、天候によって、ほかの作物が被害を受けても、ソバは順調に育つ救荒作物でもあったとか。ちなみに映画「UDON」のラストシーンは、米国ニューヨークだ。ヌードルも国際化した。

あまり、談義をこねくり回すことでもない。うどんもそばも庶民の食べ物、ある店主曰く、不況になると繁盛するとか、その通りかもしれない。とにもかくにも寒さが増すと「うどん」も「そば」もうまくなる・・・。
お後がよろしいようで・・・。

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