地元無視ともんじゅ廃炉決定の重さ
Date:2016-12-22(Thr)

昨日は冬至。この日にカボチャを食べる習慣が古くから受け継がれてきた。と学校の校内放送で生徒に伝えたとか。本格的な冬に向かう時期に、風邪や脳血管障害を防ぐためだと、私もどこかで教わった。

夏から秋にかけてが旬の野菜なのに、どうして今ごろ食べるのか、疑問だったが、栄養学や民俗学の研究者が答えている。カボチャは保存性のよい野菜で、ビタミンAが豊富。寒い季節にもってこいの野菜なのだ。先人の知恵に感心しながら、昨夜、カボチャを食べた。効果のほどはどうか。

ところで、インフルエンザの患者が増え続けている。県は、昨日、インフルエンザ注意報を出した。
一方、県によると、ことしに入ってから20日までに県内で48件の交通死亡事故が発生し、死者は50人と去年同時期に比べて5人多くなったとか。

このため、県は、昨日、11月28日以来2回目となる交通死亡事故多発警報を発令悪いことは重なるが、警告は大事だ。

政治の世界でも西川知事は原子力関係閣僚会議に先だって開かれた関係閣僚との会合の場で、改めて「もんじゅ」を廃炉にする方針案を了承しなかった。高速増殖炉「もんじゅ」について松野文部科学大臣と世耕経済産業大臣は、19日、西川知事との会合で、運転再開はせずに廃炉とする方針案を示したのに対し、西川知事は国の反省が十分示されておらず、廃炉にする場合の運営主体の議論も不十分だなどと強く反発し、見直すよう求めていたばかりで当然と言えば当然だ。

昨日午前、あらためて開かれた3者による会合で政府側は、国の反省についてはこれまでの検証に基づいて、もんじゅの教訓を次の高速炉開発に生かし、廃炉作業については政府が指導・監督するなど、今の事業者が安全性を確保し、着実に進められる新たな体制を構築すると説明したが、けんが県が求めた具体策は示されないままだ。

今後も廃炉作業の進め方などについて県と継続的に意見交換する場を設けるとしているが、あまりにも一方的だ。
これに対し、西川知事は了承する発言はせず「廃炉の運営体制について納得できるものになっておらず、方針を決めても地元の納得がなければ的確に進まない」と述べた、との報道。これも当然だ。

渕上市長は、「もんじゅ」の廃炉が正式に決まったことについて、「納得はしていない。地元の意見を聞きながら調整するとあったが、きょうの決定のどこに敦賀市の意見があったのか、見つけられない」と、これも当然だ。

いずれにしも、敦賀市の大きな転換点には変わりない。廃炉決定の重さは長い時間にわたって覆うことになりそうだ。雇用と景気、そして市民生活に大きな影を落とすことになる。トラブル続きながら大きな存在だ。何とか安全確保第一に取り組んで現場には非情な結論でもある。

また、今後、高速炉開発堅持というがもんじゅのデータなしに、将来の実証炉は困難だし、これで高速炉開発は終わりを迎えた、それだけの決定とも思える。
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