被災に学ぶボランティア
Date :2016-12-23(Fri)

昨日の新潟県糸魚川市の市街地で大規模な火事の映像をみて昔、山形県酒田市の大火事を思い出した。旧市街地の密集地で強風で今回と同じような火災で12時間、手がつけられない状況だったとか。遊びに行った友人の家も被災したので他人事ではなかった。

今回JR糸魚川駅近くの糸魚川市大町の商店街にある食堂から出火した。朝からの強風で被害が拡大とか。酒田市と同様な状況だ。敦賀市も駅前商店街、本町、神楽と各商店街、旧市街地も同じような木造の家屋が多いだけに他人事ではない。

ところで、先日、鳥取へボランティアとして出かけた方から話を伺った。鳥取県中部地震から2か月。また、熊本地震から8カ月がたち、地震対応の検証作業が本格化している。

敦賀市でも市庁舎の耐震について、来年2月にも建て替えの方向で結論がでそうだ。

一方で、地震の体験と蓄積から、新しいボランティアの活用も生まれた。熊本では農繁期の作業を手伝う農業ボランティア制度を創設。延べ3千人近くのボランティアが参加し、農家との交流にもつながっている。

もともと社協の災害ボランティアセンターには法的定義がなく、運用方法にも決まりはない。一般に、作業内容は避難所運営や被災住居の片付けなどが多いが、民間グループが知恵を絞り、被災農家のニーズにあったボランティアも広がった。

ボランティア元年といわれた阪神大震災から21年がたち、多くの災害を経てボランティアは単なる「お手伝い」ではなくなり、質、組織ともに深化している。

ナホトカ号の重油ボランティアや福井豪雨などの経験により、福井県のボランティアレベルも高い。熊本地震の復旧・復興期にあっても、東日本大震災でも仮設住宅の見守りや子どもたちのケア、転居支援などでボランティアは大きな役割を担った。

地震を通して学んだ「共助」の力を、地域力として人材育成などボランティアをとうして、今後とも蓄積することも大事だ。
スポンサーサイト
【2016/12/23】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |