慰安婦少女像設置問題を憂う根の深さ
Date:2017-01-10(Tue)

昨日は海洋少年団の初訓練。一方、消防の出初め式の後、いつも高齢の敦賀鳶隊の演技、事故による中止、残念だが何よりも安全第一、一日も早い回復を祈るのみ。

ところで敦賀は戦前、北朝鮮の日本海側の港町チョンチンとウラジオストックと同じように定期航路があった。それだけに、時間がたっても在日朝鮮人や韓国の方も多い。韓国で続く慰安婦少女像の設置で、安倍政権は大使の一時帰国などの対抗措置を決めた。当然と言えば当然だが、韓国の方に聞く。と問題の本質と違った根深い世相が韓国にあるとか。

釜山市民は、日本からすると想像を超える9割が設置に賛成とか。ソウルの日本大使館前の少女像に関しても国民の7割が移転に反対。若い層ほど割合が高いとか。根深い反日批判人には加え、先日、現在、韓国の若者は、経済不況と就職率低迷、大統領のスキャンダルなど。

少女像を守る運動には、本質的に政府批判のための連帯という一面があるとも、韓国の方から伺った。理由にならない理由があるだけに、根深い。それだけに長引くことになろう。敦賀市に取っても韓国の姉妹都市、東海市との関係、釜山港の関係など冷え込むことにもなりどうだ。それだけ根深い。

その日本も、1960年代末から日本で吹き荒れた大学闘争にも似ている。全共闘学生が大学を封鎖し、機動隊と対立した。ベトナム戦争に関与したアメリカへの批判も闘争の根拠にはなった。しかし、その根底には、進学率の向上によって大学には入ったものの将来が見えにくいことへの不安があったように思う。

その日本の今年の新成人の生まれた年は、ポケモンがゲームソフトとして登場したのは1996年。全国123万人、市内654人。新成人の多くが生まれた年だ。インターネット検索大手のヤフーが日本でサービスを開始した年でもあるとか。

コンピューターやゲーム機、携帯電話が急速に普及した頃に生まれ、ネットでの情報発信が当たり前となる時代に育った。コミュニケーション手段の一大変革期を、そうと意識せずに過ごしてきた新成人。それ以前を知る世代が「今の若い者は」と嘆くのは的外れに違いないが、全共闘世代に遅れた我々世代には理解にも苦しむ。

年末に発表された国土交通省の調査結果が気になる。休日に外出する20代の若者はほぼ2人に1人で、30年前の調査開始以来、初めて70代の外出率を下回った。ネットでも買い物ができるようになったことが影響しているらしいとも。

若者には、理由にならない理由の行き先のエネルギーが集まると、不思議な力、運動となる。いま、それがバラバラ、個人主義と言えばそれまでだが、韓国の市民感情、若者の意識を考えると、しばらく冷えきった関係も続くだろう。これも残念だがしかたがない。
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