遺跡や文化財は地域のアイデンティティー
Date:2017-01-23(Mon)

昨日は記念すべき日だ。大相撲初場所は両国国技館で千秋楽を迎え、前日に初優勝を決めていた大関稀勢の里が横綱白鵬を破って14勝1敗とし、場所後の横綱昇進、ほぼ確実。

3代目若乃花以来19年ぶり。日本出身の横綱は、2003年初場所中に貴乃花が引退し、14年間途絶えていただけに夜のニュースもワクワクした。逆にニュースでトランプ大統領のデモの多さは心配になる船出だ。「オンリー、アメリカ、ファスト」と分かりやすいが「自分だけいい子になろうよ」と聞こえる。

いずれにしても何かが変わろうとしている。米国の内外で、多くの人々が不安、国際秩序と世界経済の先行きの危うさが懸念される船出となったことは確かだ。

ところで、毎年1月に行われる国指定重要無形民俗文化財「夷子(えびす)大黒綱引き」が、担当する旧西町の住民の減少や、資金不足から2017年は中止された。国指定の重要無形文化財だけに、やはり後世に残すべきであり、再開を期待したい。

失われた言えば、疋田城。現在の城跡は、曲輪の一部がグランドなどとなり失われている。仕方ないにしても本丸や北曲輪は畑地となって、石垣をはじめ結構原形を留めている。

本丸跡にある一段と高い段丘には疋田城の石碑がたっている。疎水の跡の流れている旧道を通り、日吉神社側に入り、その横手から登っていくと、野面積みの石垣や空堀跡が綺麗に残っており、見応えがある。 

疋田は、西近江路と東近江路が合流する交通・軍事上の要地であり、恵美押勝の乱でも有名な古代三関の一つ愛発関の有力此定地でもある。

全国的にも文化財は冬の時代とか、あるいは氷河期とかさえ表現されている。やはり文化財は地域のアイデンティティー、あるいは地域の個性やアイデンティティー、そういうものをしっかり残すのが遺跡であり、文化財だと思う。
スポンサーサイト
【2017/01/23】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |