鬼は外、福は内
Date :2017-02-05(Sun)

一昨日は、あちらこちらで「鬼は外、福は内」。子供がいる頃は節分は私が鬼になって豆を投げつけられるなど楽しい思い出だ。ここ数日の天気、気温は確かに季節の分かれ目だ。新しい季節が始まる立春、立夏、立秋、立冬の前日には節分があった。しかし、今では立春の前の節分だけが残るとか。自らも子供たちが独立すると、どこか忘れた行事になった。

いずれにしても、もう立春。実際にはまだ寒い日が雪もなく春間近。繰り返す「三寒四温」を糧に、木々が少しずつ芽吹く。

季節は確実に歩を進めているが、敦賀市はもんじゅの廃炉でどこか、元気がない。確実に財政が厳しくなるだけに、福祉部門の予算削減など、気になる。

なんといっても国の一方的な予算削減は雇用の減少は人口減少につながる。3.11以降の人口減少は想像以上だ。これにもんじゅ廃炉となれば、そこで働く人はもちろん、サービス業のタクシー、飲食店など、影響が心配されるが、もんじゅの仕事が大きかっただけに、これに代わる振興策は未だに打ち出されていない。これでは/福は内/とはいかない。

先日もある高齢者が年度末でのそれとなく辞めるように告げられた。もんじゅ廃炉も時間をかかるが、着実に予算は削減される。仕方がないではすまされない現実の世界がある。


ところで先月、就任したばかりのトランプ米大統領が、超ど級の突風を伴う冬の嵐を内外に巻き起こしている。まさに鬼は外、福は内、内向きもいいところだ。

トランプ氏は、最初に強硬姿勢を示して相手を驚かせ、その上で有利な取引を実現して不動産業で成功を収めたと聞く。大統領の立場になっても同じような手法で政権を運営しようというのだろうか。

我々世代には、米国は豊かな国の見本であり、憧れの的だった。若い日に訪れたニューヨーク、ワシントンと、文化も考えも、自由の国、アメリカンドリーム的な憧れをいだいた。

しかしトランプ氏のかじ取りは国際社会に大きな責任を持つ超大国の流儀ではなく、以前の米国のような懐の深さを感じることはできない。敦賀市から4月越前市の就職でよく行くトヨタ関連の企業へ通う従業員も不安の声をあげていた。この遠い福井県にも影響しそうなトランプ旋風だ。

「米国第一」と内向きに叫ぶだけでは福は呼び込めない。みんなで分かち合ってこその幸せだと思う。どこか、歯車が違いはじめている。
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