覆水盆に返らず的な時間の経過
Date :2017-02-09(Fri)

覆水盆に返らずという言葉がある。一度起きてしまった事はけっして元に戻す事は出来ないと言う意味。

大学に入って熱力学を学んだとき、「エントロピー」という概念を学んだ。説明すれば、乱雑さを示す一つの指標で、自然界ではエントロピーは一定か増大するのが法則。エネルギーである熱が拡散するように、物もエネルギーも放っておけば、より無秩序に向かう。覆水盆に返らずと同じように、簡単にすると、熱いコーヒーに入れたミルクはやがて混じるが、元には戻らない。

敦賀市の人口減の中で、私と同じように市外、県外から来て、敦賀市で家族を持ち、子供を育ていた家族が仕事を求めて敦賀を去った。一組や二組ではない。それが重なって2000を超える人口減少となっているという現実だ。

人口増加という政策でこれまで莇生野の産業団地への企業誘致がマイナスを補う働きをしてきた。それ以上のマイナスの力が働いている。


いま、もんじゅが廃炉になって、その影響は定かでないが、高速炉研究開発堅持というが、その大きな拠点を失い、それに代わる研究施設もなく、エントロピー的な時間をかけた拡散、もう戻ることの出来ない覆水盆に返らず的な時間が経過しているように思えてならない。地域振興策も未だなく、もんじゅ廃炉ありきで終わった結末、エントロピー(乱雑)的に人材も拡散して行く。それだけの危機感を持っている。

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