長時間労働、うつ病、過労死
Date :2017-02-10((Fri)

福井市にある大手電機メーカーの工場で働いていた、2次下請け会社の46歳の男性社員が、おととし、死亡したのは長時間労働が原因だったとして労働基準監督署は過労死と認定した。

10年間以上にわたって深夜の時間帯に働き、早朝にくも膜下出血でなくなったとの報道。過労死問題は全国的なテーマになっているが、今に始まった課題ではないが、いまほど取り上げられたのもほかにない。

長時間労働の末に自殺した電通の当時24歳の新入社員高橋まつりさんの過労死問題、高橋さんの死は強制捜査に発展し、政府も働き方改革の推進に本腰を入れ始めている。長時間労働の是正はもはや企業にとって、先送りできない問題になりつつある。

今年の春闘でも長時間労働の改善は重要なテーマとなりそうだ。残業の届け出制やノー残業デーなど、既に取り組みを始めている企業もあるが、こうした動きはまだ一部。長時間労働を招く背景には過重な業務量や人手不足による負担増などさまざまあろうが、経営者や働く本人の意識も大きくかかわっている。

我々世代にはどこか仕事一筋、労働は美徳、家庭よりも仕事といった考えがある。それが結果として長時間労働になってしまったとも感じる。

働き方改革の第一歩は、働く一人一人が真剣に考えることから始まるのではないか。高橋さんのような悲劇を二度と起こしてはならないのは当然としても、まだまだ、働くことと人生、家族といった基本的な考え方を見直す、それも根本的法律論議から問い直すのはいい。

毎月のように続く長時間労働。親や周りに相談することもできず、新たな職を探す時間も体力もない。ついには深刻なうつ病を発症し、休職に追い込まれる、 そんな事例をある先生から聞いたことがある。そんな身近な日常、厳しい現実を忘れてはいけない。

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