2017年度予算案の課題
Date :2017-02-21(Tue)

23日から議会が始まる。初日の当初予算説明は1年間の施策を網羅して、市長の説明はおのずと力が入る。

一般論だが、乱暴な見方だが、この予算説明こそ、ものは言いようではないかと思っている。同じような予算も、たとえば重点施策に「福祉」を挙げるか「道路」を挙げるかで印象は一変する。

「将来のため積極投資」という言い方も、「将来のため緊縮財政」という言い方もある。予算案は時に、数字よりも、説明や表現の仕方に自治体の思いが見て取れる。市長が冒頭、どのような言葉で語るか、ひとつの注目点だ。

総額252億5300万円の2017年度一般会計当初予算案は16年度当初予算に比べ3200万円(0・1%)減った。

歳入は、柱となる市税収入が前年度比約1億2600万円減の125億6200万円となった。固定資産税の税収が約1億5400万円減ったことが響いた。電力関係では、県の制度改正により核燃料税に新設された「搬出促進割」で2億円が加わって全体を押し上げ、前年度比約1億7200万円増の約48億600万円。一般会計に占める割合は19・03%となった。来年度はいいとしても交付金や固定資産税の落ち込みがボディーブローのようにきいてくる。

ただ、歳出は、旧アクアトムなどの整備終了に伴い、投資的経費が約6億円減。19年度以降に控える角鹿の小中一貫校や市庁舎整備などの大型プロジェクトに備えた内容になっていることも重要な点だ。特に、市庁舎の建て替え前倒しは場所選定も含め市民を巻き込んだ時間をかけた議論が必要だ。

また、特徴的なところでは金ケ崎地区の資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」拡充など周辺のにぎわい創出にむけた整備計画策定事業費(約2500万円)があるが、新ムゼウム単独で将来、期待される観光客が見込めるのか、疑問でもある。映画が終わり杉原人気に頼るのも疑問が残る。

また、現ムゼウムをどうするのか、転車台との関係、さらには金ヶ崎周辺整備構想との関係など課題が多い。

細かいところでは、いきいき大学の大学院の廃止など福祉予算の切り込みもある。




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