自分のいのちは自分で
Date :2017-03-12(Sun)

6年前、県議選の説明会で小浜にいた。ゆっくりゆれる周期、それも長い。どことなく不安がよぎった。あの日、テレビは津波の生中継となった。

その後の計画停電やガソリン不足、千葉県浦安市のマンションに住んでいた方は、水道が停止したことにより、敦賀市に移り住んできた。その方も今はいない。

今は昔。人間の記憶は時と共に薄れていく。辛いこと、悲しいことは徐々に忘れていくことで精神のバランスを取っている方も多いだろう。

だが、決して忘却のかなたに追いやってはならないのが、災害への備えの重要性である。阪神大震災以降の分析で判明したのが、助かった人のうちほぼ7割が自分の命は自分で守るという「自助」によるもので、2割が地域住民による「互助」、1割が消防や警察による「公助」だったという。

かつて神戸に住んでいた頃、「神戸は地震が少ない。安全なところだ」と言っていた。それがあの大地震だ。よく「敦賀は災害の少ないところ」と皆さんが異口同音に語る。

地震はいつどこで起きるか分からないを肝に命じるべきだろう。常日頃から自分で自分の命を守ることを意識して、最低3日分の水や食料の備蓄に加え、家具等の転倒防止、最寄りの避難所の確認などは必ず励行しよう。

災害の発生は防げないが、被害は減らすことができる。3・11は身近な備えを再確認する日にでもあるはずだ。
スポンサーサイト
【2017/03/12】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |