過労死と時間規制
Date :2017-03-18(Sat)

今日から三連休、遠出する方も多いだろう。小中高、それぞれの市内の卒業式が終わった。家族で旅行に出かけた方もいる。

卒業式と言えば、校歌の多くは学校の回りの自然や地域の歴史、風物などを歌っている。故郷を離れると、当たり前だったものを思い出させてくれる。校歌のもう一つのありがたみだ。

故郷を離れて、生活していると、不思議と仕事と生活の意味を考える。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)という言葉がある。

ところで、最近、話題になるのが労働時間は法律で規制。政府が厳しくチェックする。大半の勤労者は1日10時間以上働くと疲れる。

働き方改革の柱である残業の上限規制で、連合と経団連が合意した。法制化が実現する意味は大きい。一歩前進と思うが、だが、ここまで、過労死が明らかになると、繁忙期の上限を「月100時間未満」としたのは妥協し過ぎとも思う。月100時間の残業とは、終業時間を午後5時とすると、土日を除いて毎晩10時まで働くことだ。

労災認定の目安となる「過労死ライン」であり、「繁忙期であれば、命を落としてもいいのか」と過労死遺族が反発するのも当然である。人間それぞれに違いがあり、100時間近くても厳しい方も多い。働きすぎは精神疾患にもなる。

「カロウシ」は英語になっているほど、日本の専売特許、一方、150日の休暇が取れるドイツ、短い労働時間でも、ドイツの労働生産性は高い。

日本の政労使は見習う必要があるのではないか全てまねする必要はないが、効率性を求める働き方には学びたい。

仕事と人生に関する発想を変えてみること。これは誰にもできることではないだろうか。卒業、進学、就職、転勤と3月は区切りの季節、働くだけでもない、生活するだけでもない何かが、人生にありそうだ。
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