嶺南広域行政組合議会、高浜発電所の結審、そして豊島のゴミ問題の終了
Date :2017-03-29(Wed)

昨日は嶺南6市町でつくる嶺南広域行政組合議会が小浜市で開かれた。議案4件のうち来年度一般会計と敦賀市への事務所移転が大きな課題。
組合の管理者を松崎小浜市長から渕上敦賀市長へとなった2年ぶりの敦賀市への復帰だ。2年前、北陸新幹線の小浜―京都ルートを勝ち取るなどの目的としては管理者を敦賀から小浜へとなった。小浜ルート実現をみた今日、本来の敦賀へ戻ることとなった。

もう一点は、来年度一般会計の内、「琵琶湖若狭湾快速鉄道(リゾート新線)」の建設促進運動を中止したのを受け、各市町の積み立て中止だ。

今後、約31億円に上る基金残高と県の積立金約50億円とともに目的を失って宙に浮いた状態となる。

6市町と県は年内をめどに計81億円の取り扱いを決める方針を明らかにしているが、市町ごとに2億~14億円とばらつく残高をめぐり、各自治体関係者の思惑がある。

6市町が拠出する嶺南鉄道整備促進基金はJR北陸線直流化、小浜線電化、リゾート新線の「3点セット」のために目的ごとに管理されていた。直流化と電化は実現したため新規積み立ては既に終了、ここ数年はリゾート新線分として毎年計1億8800万円を積み立ててもの中止だ。これまでの積立額の内、一番多いのは小浜市だが、私は年間乗車客が5千人を切り、JR西日本の経営とはいえ、厳しい経営となっている小浜線利用促進のため使うべきと考える。

ところで、昨日の組合議会中の午後3時過ぎ、関西電力高浜3、4号機の高裁の結果が出た。

運転を差し止めた昨年3月の大津地裁の仮処分決定を不服とし、関電が申し立てた抗告審で、大阪高裁の再稼働を認める決定を出した。地元の高浜町はもちろん嶺南にとっても明るいニュースだ。

大津地裁決定から1年以上、法的に運転できない状態だった2基について、関電は早期に再稼働への手続きを進める。安全は第一だが地元の経済にとってほっと一息と言ったところだ。昨日、議会中に何度も出た言葉が人口減少だ。嶺南地域ですでに14万人を切り、嶺北より、その減少率は原子力発電所の長期停止でその減少は加速していただけに、妥当な結審となっただけにほっとする時間でもある。

もうひとつ、私にとって明るいニュースは昭和50年代から、当時国内最大規模といわれる産業廃棄物が不法投棄された、瀬戸内海にある香川県の豊島で、10年以上にわたって続けられてきた廃棄物の搬出作業が、昨日28日、完了したことだ。

敦賀市のゴミ問題が大きな課題であった頃、解決策を求めて三回ほど訪れた島だ。豊島の人口減少はゴミ問題もあったがそれ以上に、高齢化の波は大きい。いま瀬戸内海国立公園として新たな道を模索しているが、その道は厳しい。

ちなみに、琵琶湖若狭湾快速鉄道とは JR小浜線・上中駅とJR湖西線・近江今津駅の全長19・8キロを結ぶ地域鉄道で、概算事業費は424億円。1992年に嶺南8市町村(当時)が建設促進期成同盟会を設立、県や滋賀県側とも連携し事業化を目指した。北陸新幹線小浜・京都ルート決定を受け、嶺南広域行政組合の管理者会は「嶺南と関西圏を結ぶ目的の大半が達成される」として促進運動中止で合意。基金への新規積み立てをストップした。


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