廃炉で更地だけが残るのは避けなければならない。

Date :2017-03-31(Fri)

朝夕の寒さと昼間の温度差は大きい。それでも急にようやく春めいてきた。梅の花は散り、桜のつぼみは膨らみを増している。金ヶ崎宮の桜の名所でお花見シーズンに向けた花換えまつりの準備も
ばんたん。一方、宮内のソメイヨシノの老木化も気になる。

ところで、昨年8月に再稼働した四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)をめぐり、広島市の住民らが運転差し止めを求めた仮処分申請で、広島地裁は昨日30日、住民側の申し立てを却下する決定をした。広島という地域性と地裁という環境で差し止めもあり得ると考えていただけに朗報だ。

また、国で高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉にする一方、政府が新たに掲げる高速炉の開発を巡り、政府の会議の中に設けられた関係機関による初めての作業部会が開かれ、来年までに、今後10年間の工程表をまとめることを確認した。

しかし、NHKの報道で新たな高速炉の開発を目指す政府の方針を巡っては、国の原子力政策に専門的な立場から意見を述べる原子力委員会が、ことし1月、「高速炉の商業化は現状では経済性がなく、急がず柔軟に進めるべきだ」などと指摘する慎重な見解を示していて、作業部会が、こうした懸念に応える計画を示せるか、疑問の声も大きい。

敦賀市でのもんじゅ廃炉後、体制や試験研究炉のことなど、エネルギー促進拠点化や説明会で議論は活発になっている。ここでも気になるのはもう現場は廃炉作業に向かい、若い作業員は次のことを考えている。国の動きもあるものの、県や市で明確な将来像を持っていない。それだけに極端に言えば、廃炉で更地だけが残るのは避けなければならない。

今日で3月月終わる。敦賀市の人口がどれだけ減少するか、原子力の動きで雇用や景気の影響の再稼働が大きいだけに、足元をみた現実の議論も大事になる。もんじゅ廃炉後の高速炉研究、敦賀2号、敦賀3,4号の本格着工など、将来を確実にする議論を進める必要がある。

また、来週から出社、役所へと新しい人生を迎える方も多いのでは。3月議会が終わって、市庁舎問題や副市長2人制への対応など、批判のメールや一言をいただくようになった。説明責任を果たすことの重要さをおもう。課題多き敦賀市、厳しい市民目線を大事にしたい。

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