一言一句が心に染みる挨拶状
Date :2017-05-06(Sat)

今年の連休は天気に恵まれた。そして暑かった。まさしく初夏だ。

普通、5月から6月上旬までの初夏、7月中旬にかけての梅雨、そして7月下旬からの盛夏。日差しは真夏並みなのに、5月を夏と呼ぶにはどこか早すぎるとも思う。うっとうしい梅雨やうだるような暑さをひかえたこのすがすがしい時季に、初夏の言葉をはめ込んだのか。

夏至も近いか、夜7時も明るい。いずれにしても、こどもの日の昨日、さわやかな風が吹く立夏。初夏、夏の始まりである。それでもいつかは盛夏から秋になる。

この時期になると、この春に定年退職した方々からいただいた退職あいさつ状が届く。紋切り型の文面であっても、自分も会社に一区切りをつけ、議員という職業もその日を迎えると思って読むからだろうか、一言一句が心に染みる。

議員という立場から会社員と公務員と二つの職種から挨拶状をいただく。公務員の皆さんは、勤めあげたという万感がどこかに感じる。「ありがとうございました」という文字に言葉ににじみ出る。

電力関係も公務員と近いのか、電気の安定供給が最大の使命だ。原子力発電所はこれに安全第一が大きく加わる。建設、運転、廃止措置という事業を一時代で経験できる方はほとんどいない。うまくいって当たり前、失敗することが許されないこと多い。毎日、コツコツと上司、部下が組織一体で真面目に働くことを要求される。一等賞よりも「大過なく」が何よりも優先される。同様に公務員の皆さんも市民奉仕を第一に働いている。

さまざまな経験をしてきたのだろう。それぞれの文字に万感の思いがこもる。はたからは大きな事業を仕上げたように見える方も、公務員の皆さんは、さまざまな力を得てやるものだと、わきまえているように思える。

目には見えにくいが、自他を厳しく律してきたことに充実感を得ているのかもしれない。「ありがとう」の文字に「ご苦労様でした」と言いたい。



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