市庁舎問題でひとつの方向性が明らかになった。
Date :2017-05-27(Sat)

市庁舎問題で、市は25日、候補地選定の参考資料とするために市民説明会などで行ったアンケートの結果を公表した。アンケートは、一部の結果に過ぎないが、それでも、方向性と課題を浮く彫りにする。今回はまさしく、その結果だ。

1. 結論
結論は、現在地での建て替え案を評価する意見が約6割を占め、プラザ萬象敷地内への移転案の約3割を大きく上回った。

2. 片寄った市民層でも課題が浮き彫りになった。

ただ、アンケート回答388人のうち、60歳以上が66%を占め、男性が79%。片寄った市民層の回答となっているが、今回のせつめいかいで注目すべき課題も浮き彫りになった。

3. エリア毎の支持が明確になった。

説明会は今月9〜19日に市内10カ所で行われ、計336人が参加。現在地案を推したのは221人(59%)で、現庁舎のある松原地区の説明会参加者では、9割近くを占めた。一方、移転案を評価したのは105人(28%)。プラザ萬象が立地する南地区で54%と多かった。

4. 重視する項目は利便性安全性

重視する項目については「利便性」(145人)が最多で、「安全性」(113人)、「発展性」(58人)と続いた。中心市街地の発展性よりも利便性と安全性が重要視していることが理解できる。

5. プラザ萬象敷地内への移転案の最大の課題は道路網

各説明会でも市民から寄せられた意見で、プラザ萬象周辺の国道8号線と北側道路の朝夕の混雑だ。市の説明の時差出勤ではとても対応仕切れない交通量があり、移転された場合、道路片側一車線では、渋滞は必至で最大の課題であると市民も認識していることだ。

6.最後に、

6月議会の補正予算に計上されるが、今後、市は9月中に候補地を選定する方針を明確にしており、7月に無作為抽出の市民3000人を対象としたアンケートも実施し、市民参加の選考委員会で候補地を絞るとしている。説明会の前の議会の特別委員会で、説明資料で道路網の弱点や検討不足を指摘したが、まさしく市民から同じ意見が説明会で出された。今回の説明会とアンケートは、反省点も多いが、ひとつの方向性と課題が浮き彫りになった点をあげれば大きな成果と評価したい。

繰り返しにもなるが、今回のアンケート結果は片寄った市民層の回答でもあるが、候補地の課題やひとつの方向性が明らかになった。関係者の昼夜を惜しんでのご苦労に敬意を表するともに、説明会とアンケートでひとつの方向性が明らかになった成果は大きいと評価したい。改めて足を運んでくれた市民にご苦労様と言いたい。

スポンサーサイト
【2017/05/27】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |