就職事情の急変と格差拡大は、世相を悪くする・・・・。
Date:2008-11-24(Mon)
息子に聞くと、どうも二十代の若者たちは車を持つことへのこだわりが希薄のようだ。おじさん世代には隔世の感がある。昨日は、午前から午後にかけて、自転車で十数人で三方五胡、水晶が浜、馬背峠と、走らせた。このコースは、休日の若狭路を満喫する最高のコースでもある。最高年齢と言われ、何か変な感覚だ。自転車族が増えているとか。これも時代の多様化か。三方五湖の釣り堀はどこも繁盛だ。これも手軽な娯楽のためか。 都会では、車を共同利用するカーシェアリングが広がりつつある。必要なときだけ利用して家計に優しいから合理的だ。例えばマンションで共有すれば、一家で一台持つより月五万円以上節約できることもあるとか。ここ十数年、敦賀市では一世帯2台から3台と車を増やしてきた。時代は、変わりつつあることは確かだ。 購入費のほかにメンテナンスや各種の税金など車には金がかかる。最近のガソリン高騰も逆風だ。フリーターが増加する若者世代には特に厳しい。自動車業界の人たちは売りにくい冬の時代を迎えている。越前の部品メーカーも痛い。今年はまだしも来年は、湖北も求人が落ちるとか。敦賀市内の高校生にも影響を与える必至だ。 私たち世代のオイルショック後の就職活動も一変した。バブル経済崩壊後も長期間、企業は採用を抑制していた。「氷河期」「超氷河期」といわれ、学生の就職は困難を極めた。 ところが、この一、二年は企業の採用意欲が高まり、学生側の売り手市場だった。だが、今回の金融危機に伴って経済環境が一変した。息子の大学の求人も企業の求人数が激減、企業の担当者が大学を訪れる回数も大幅に減っているという。 また、現在の四年生は相当数が内定を得ているとはいっても、中には内定取り消しになるケースも聞かれ、事情は深刻だ。 「氷河期」「超氷河期」といわれた数年間にわたって採用を抑えた企業は人員構成のいびつさを生み、結果的に大きな障害となっている。いったん生じた人員構成のひずみは、修正するのに多大な手間とコストが必要になる。そのため、企業側もかつてのように急激に採用を手控えることには慎重になっている側面もある。 学校基本調査によれば、採用抑制で学生の就職率が下がっていた2000年から03年にかけ、「進学も就職もしていない人の比率」は20%前後にまで上昇していた。このことはフリーター問題や格差拡大として、現在の日本社会の大きな不安要因となっている。 その影響が都会から地方に、敦賀市にも影響している。市役所も臨時職員が増え、市内にもフリーターが増えている。一人暮らしの若者も増えている。今回の金融危機に際して、この影響は、敦賀市も相当長く及ぶと覚悟することも肝要ではないか。失敗を繰り返してはならない。今回の金融危機は、社会不安と重なるとおかしくなるような気がする。 趣味の多様化はいいが、就職事情の急変と格差拡大は、世相を悪くする。失敗は繰り返してはならないと思うのだが、これを是正するのも政治の仕事だが・・・・・。 |
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