大相撲とツール・ド・フランス
Date :2017-07-24(Mon)

白鵬の優勝、横綱に君臨して10年、名古屋場所でついに前人未到の通算1048勝目を挙げた。けがに悩まされながら、夏場所に優勝して復活。横綱、大関陣に休場が相次いだ今場所も、抜群の安定感で土俵を沸かせた。日本人びいきか、なかなか好きになれないが、ここまでくればもう別格だ。

インタビューの言葉が味わい深い。「去年1年間苦しかったから、ひと味もふた味もおいしい」と、偉業の次の夢は親方になることと報じられたが、新たな境地の強さをまだまだ見せてほしい。

馬で羊を追って駆け巡る。家族と自然の懐で毎夏暮らした故国モンゴルの経験が、大相撲の横綱白鵬関の体と野性味を育てたと聞く。

そこに、32歳の今も過酷な基礎運動を自らに課し続ける厳しさが加わった。強さの秘密があるとも。

ところで、モンゴルから日本へ。逆のパターンもある。今月に入り、ほぼ毎朝、スポーツ面に載る小さな記事を楽しみにしている。世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスである。日本からは唯一、新城幸也選手が出場している。

3週間で21区間約3500キロを走り、各区間や総合の順位を競う。出場できるのは198人。出るだけで一流の証しだ。新城選手は32歳の今年、7度目の出場を果たした。18歳からフランスへ居を移している。2012年には各区間で最も果敢な走りをした選手をたたえる敢闘賞を獲得した。次は日本人初の区間優勝を、と期待されている。

敦賀から都会へ、敦賀から海外へ、飛び立つ、数こそ少ないがエールを送りたい。

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