瀬戸の夕なぎ
Date :2017-07-25(Tue)

夏休み、子育て時代に郷里の高松に帰って、高松沖にある女木島、別名、桃太郎伝説の鬼ヶ島に家族4人で出掛けた。バッタ、セミなどをとって遊んだ。その頃、船の定期便に流れていた曲が「瀬戸の花嫁」。瀬戸内海にぴったりのメロディーだ。

45年前の大ヒット曲となった当時、「どこの島を歌ったのか」と話題になった。大小3千もの島々が、わが地であれと願っただろうか。

瀬戸は日暮れて夕波小波ーーー。メロディーにしたのは平尾昌晃さん。花嫁の切ない心情をつづった詞がぴたりと合い、瀬戸内の風景とピタリと合う。

そのヒットメーカーが亡くなった。

人の心に入っていくように願い、歌を作り続けて半世紀。「わたしの城下町」「二人でお酒を」など代表曲は、どれも親しみやすく一度聞けば忘れ難い。テレビで見せる気さくな人柄とともに記憶に残る音楽家だった。

船に乗ると、「瀬戸の花嫁」が流れてくることも。穏やかな波に揺られる心地よさと曲調が合い、船旅を豊かにする。

とはいっても、瀬戸内海の夕方は暑い。夕なぎは、ピタリと風がピタリととまる。瀬戸の夕なぎ、なつかしい暑さだ。
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