政治家は次の時代のことを考える。政治屋は次の選挙のことを考える。
Date :2017-07-30(Sun)

昨日の昼、図書館で気比史学会の市民講座、外岡慎一郎さんによる「20世紀の敦賀~未来世代に語り継ぐために」を拝聴した。20世紀の敦賀は港町、産業都市、そして原子力発電所と生活の糧を継いできた。いま、敦賀も原子力発電所に長期停止で悩んでいる。

ところで、有名な格言がある。「政治家は次の時代のことを考える。政治屋は次の選挙のことを考える」。今の国会に政治家は何人くらいいるだろうか。民進党のゴタゴタもそんな場合か、とも思ってしまう。

船を岸につなぎ留めることを「もやい」という。船と船がつながっていたり、2人以上の者が共に仕事したりする時もこの言葉を使う。漢字で「舫い」と書く。

その字を使った民進党の蓮舫代表が辞任の意向を明らかにした。名の通りに、党の運営を港のごとくどっしり構えてやりたかっただろう。だが、多くの船は勝手気ままに漁へ出掛け、岸壁の舫いぐいにロープを巻いてくれなかった。

記者会見で印象的な言葉で「遠心力を働かせてしまった」と寂しく語った。遠心力と求心力は本来、同時に働く。

国民に向け、与党との対立軸として明確な大漁旗を掲げようとしたものの、結局かなわなかった。原子力政策もゼロ法案にも反発を招いた。私もなぜ、ゼロ法案にこだわるのか、議論を尽くさないまま、求心力をなくしたとも思える。原子力発電所の立地地域では到底、信が得られない。

出直しが急務の民進党からも「誰が代表でも党再建は難しい」と弱気な発言が漏れる。自民党も民進党も有権者の信を失いかねない。いま、敦賀市も雇用面も含めても、このような求心力をうしないつつある。
スポンサーサイト
【2017/07/30】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |