温暖化の矛盾
Date :2017-08-07(Mon)

昨日の日本海洋少年団の全国大会の閉会式も暑かった。冷房のない体育館に630名、汗が吹き出た。台風の影響は風くらいでほとんどない。

ところで、福岡にきて4日目。クマゼミのシャシャの鳴き声でおこされる。福岡など西日本の都市ではクマゼミが著しく増えており、同時に分布域も東へ北へと拡大しているという報告がある。クマゼミ増加の原因は、温暖化にともない冬の寒さが緩和されたせいなのか。

はたまた乾燥が進んだことが原因なのか、地道な調査・実験から温暖化との関係の研究が進んでいる。とにかく暑いの連続だ。温暖化は明らかににんげんの仕業。トランプ大統領はアメリカファーストで温暖化を否定。矛盾に満ちた社会。

矛盾の中に生きていて、昨日は、広島の原爆の日。いまだに影響は残る。オバマ前大統領。昨年、歴代大統領で初めて被爆地・広島を訪れて「核なき世界」を訴え、被爆者と抱き合った姿は、実に美しかった。

が、あの時、オバマ氏は「核のボタン」を携えてもいた。実際にはボタンではなく、発射に関わる書類を収めた革のかばん、通称「核のフットボール」である。同行の米兵に持たせていた。被爆地に核のボタンを持ち込んでおきながら、「核なき世界」を訴える−。

これも矛盾。

先月、国連で採択された核兵器を非合法化する条約に「ヒバクシャの受け入れ難い苦しみ」が記されたが、当の日本は参加しなかった。米国の「核の傘」に頼る立場に反するからだ。唯一の被爆国が核に守られる現実もまた、皮肉な矛盾である。

台風を追いかけて今日、帰敦する。



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