笙の川の水位
Date :2017-08-09(Wed)

敦賀市では、台風5号の影響で、8日昼過ぎまでの24時間に約200ミリの雨が降り、8月としては観測史上最大の雨となった。全国に何度も放送された。メールや電話をいただいた。「笙の川、大丈夫ですか」と笙の川がこれほど報じられたのは今回がはじめてではないか。

笙の川の水位も4年前9月の特別警報を上回る3.7メートルに達した。来迎寺橋の橋脚が見えない。堤防まで数十センチ、なんとか耐えてくれた。よかったの一言だ。

刀根では、刀根川に面した道路は幅5メートルから7メートルにわたって崩れ、のり面の土がむき出しになり、多くは崩れ落ちてた。愛発地区の雨量は多かったとか。

台風5号は“長寿台風”。先月21日午前9時ごろ小笠原諸島の南鳥島近海で発生。付近をうろついた後、奄美大島方面へ移動。九州、四国をねめ回して近畿へ上陸、北上を続けている。発生から半月以上。

風水害が起きるたび、50年に1度、100年に1度という言葉を聞くようになった。雨の降り方や台風の進路が変わってきた。何より連日35度を超えるこの暑さは、尋常ではない。何もかも地球温暖化のせいでもあるまいが、気象がある次元を超えたようだ。

九州北部豪雨から1カ月が過ぎた。専門家に言わせると、統計学的には約8千年に1度の大雨という。帯状疱疹を連想させる線状降水帯という言葉が耳になじんできた。その大雨とともに驚かされたのが大量の流木だった。

幸い笙の川にはみる限り流木は少ないように思われた。


笙の川水位上昇の時間的経緯を考えれば、堤防の強化、まずは来迎寺橋のかさ上げなど早急に実施は言うまでもない。

ただ、これまでと違って防災システムも次元の違うものに作り替えねばならないかもしれない。この勢いが現実なら以前のような堤防の幅を広げる引堤も再考しなければならないかもしれない。それも難しいならせめても来迎寺橋のかさ上げの調査、設計、そして工事と早急に実施すべき理由は整ったように思う。
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