農業の変化
Date :2017-08-19(Sat)

とうろう流しと大花火大会が終わり、秋の気配が漂う。オホーツク海高気圧が強いのか、朝夕はめっきりと過ごしやすい。

立秋を過ぎ、眺める水田風景が色合いを変えつつある。緑から黄金色へ。パッチワークのように組み合わされた彩りの変化が美しい。

実るほどに頭をたれる稲穂かな

いっぽう、稲に付きもののスズメが減ったという話もある。少し古いデータだが、専門家の調査では、1990年ごろから2008年までに半減、高く見積もれば5分の1になったという。


コンバインの普及で落ちもみが減り、冬季の餌が不足したことや、都市化などが原因とも考えられているが、はっきりしたことは分からないそうだ。

変化といえば、稲作農家にとって厳しいのは、人口減や食の多様化でコメの需要量が減り、ピーク時の半分近くになったことだろう。国は対策として主食用米から飼料米や加工米、他作物へと誘導しているが、多面的な価値を持つ水田を荒廃させないよう、うまくリードしてほしいものだ。

嶺南地方には敦賀市のレタス工場のように大規模な野菜工場が相次いで参入している。明らかに農業も変わりつつある。

今夏は関東地方で日照時間が少なく、農作物への影響も心配されている。飽食の時代はいつまでも続くとは限らない。身近な場所に食の基盤を持つ有り難さを、色づく水田風景に思う。
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