木の芽川の危険性
Date :2017-08-18(Fri)

8日の台風5号接近の影響で笙の川の洪水の危険性に加え上流の木の芽川も増水したが、これまで、話題になることは少なかったが、住宅地もあり、避難所であるプラザ萬象との関係、さらにはJR鉄橋の安全性など、課題は大きい。

福井新聞の報道では「木の芽川の観測所のデータは普段の水位よりも1・5メートル程度上昇していた。ただ、避難判断水位などの設定がなく、同本部は河川断面図や雨雲の動きなどを分析し「(堤防高に対して)余裕があるように見えるので、様子を見る」と判断。その後水位は下がった。」とあった。

現在、木の芽川の土砂の堆積と草木のはびこりは、尋常ではない。また、避難勧告などの発令の目安となる警報水位を設定していない。

ところで、2009年6月議会で私の一般質問でJR鉄橋と木の芽川の危険性について伺ったことがある。

当時の建設部長は「木の芽川のほうにつきましては、整備方針は80年に一度という流下能力でということで、現況ももちろんJRの交差部分も調査をされております。そこでお聞きしているのは、交差部については10年に一度、10分の1程度の確率の断面になっているというところでございます。」との答弁があった。木の芽川の鉄橋の危険性を指摘している。

また、福井新聞では「県のシステムは、県内の41河川、100カ所の観測所データを提供しているが、木の芽川と同様に警報水位を設定していない河川もある。未設定の理由について、県は「河川改修の整備計画がないと氾濫危険水位などの設定が難しい」(砂防防災課)とし、測量しておらず流下能力が分からないからだという。木の芽川の河川整備計画の策定についても「下流の笙の川の改修が優先される」(河川課)と現状では検討していない。」との記述。これが現状だ。

さらに、福井新聞は「ただ、東洋町は市のハザードマップで洪水浸水想定が0・5メートル~2メートルに設定され、今回の笙の川の増水で避難所となった市プラザ萬象などが立地する。木の芽川にまで洪水の恐れが出れば、プラザ萬象からの即座の避難判断が重要となっていた。」と報道。

プラザ萬象は今回の避難でも小ホール、大ホールとも冷房設備あること、男女共同参画センター体育館の板張りに比べ、床が絨毯のため、過ごし易いと400人近い避難者が訪れた。

木の芽川の安全性確保、市街地との避難勧告などの関係、また、北陸線、小浜線が集中するJR木の芽鉄橋の安全性など、笙の川ほど検討されなかったといえ、目を向けなければならない課題は大きい。

 

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