台風18号と笙の川
Date :2017-09-17(Sun)

台風18号が接近している。雨による笙の川の洪水氾濫が心配だ。年々、洪水の度に水位が上がる。

勢力を保ったまま急カーブで東寄りに進路を変えた。大雨による河川の氾濫や土砂災害を怠らないようにしたい。

 ここ数年、迷走する台風が増えたような気がする。8月に九州をかすめた台風5号もそうだった。小笠原諸島付近をしばらくうろつき、のろのろと南下した後に北西へ。九州の南で北東に進路を変え、和歌山県北部に上陸して日本海へ抜けた。

 東北や北海道に甚大な被害をもたらした昨年の台風10号も忘れてはならない。岩手県では川が氾濫し、高齢者グループホームの入所者9人が濁流にのまれて死亡。北海道のジャガイモが打撃を受け、ポテトチップスの一部商品が販売終了や休止になる影響も出た。台風が、東北の太平洋側に直接上陸したのは1951年の統計開始以来初めてだった。

海洋研究開発機構と東京大のチームは、地球温暖化によって台風の強風域が拡大し、大型化するとの研究結果をまとめた。台風の雲が高く発達するようになり、雲ができる際に放出される熱が増加。大気が暖められ、結果として雲の下の気圧が低下し、強風域が広がるという。最大風速約70メートルに達する「スーパー台風」が、日本に上陸する可能性も現実味を帯びてきたとも。笙の川の水位上昇とも関係しているように思う。

海外では、大型ハリケーン「イルマ」がカリブ海の島々や米南部に深い傷痕を残した。避難しようとした車両が大渋滞を起こすなどの混乱は、決して人ごとではあるまい。

従来の笙の川整備計画だけで本当に大丈夫だろうか。予知が難しい地震と違って、台風は突然襲ってくるわけではない。

被害を最小限にとどめるためには、気候の変動によって従来とは違った動きをする台風の進路や接近時刻、勢力などの予報精度の向上が求められる。もちろん、それを生かすために私たちの心構えと準備、的確な行動も重要だ。いずれにしても何事もなければと祈る。
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