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紅葉と「ご当地検定」・・・・
Date: 2007-11-18(Sun)

市内の街路樹が美しく色付いている。金ヶ崎や笙の川の4月の桜、黒河の初々しい若葉の5月もいいけれど、さまざまな色が散りばめられた今の季節が、敦賀の山々に似合う季節もいい。私はこの秋の風景がどちらかといえば好きだ。
多種多様の葉の形と色合い、子どもが絵に描いたような葉もあれば、縁がギザギザ、軸が長い葉、毛の生えた葉、厚みのある葉、虫に食われた葉まである。なぜ、違う色に染まるのか、同じ種類の葉でも、微妙に色合いが違う。炎のようなハナミズキ、朽ち葉色したケヤキ、渋い茶色のサクラ。常緑のクスノキさえも秋色。野坂山に行けば、カエデが赤や朱に染まっているし、まだ少し青みの残ったイチョウも、それはそれで味わい深い。

秋を深く感じることができる季節が今だ。昨日は絶好の秋日より。「敦賀みなとの歴史検定対策講座」だ。バスにより杉原千畝の故郷、岐阜県八百津町と長浜の鉄道博物館の実地研修。

ところで、このような「ご当地検定」は全国で大ブレイクだ。「東京市シティガイド」「京都観光文化検定」といった大都市観光検定から始まった「ご当地検定」は、北は「札幌シティガイド検定」南は、「九州マイスター検定」まで、全国各地に広がった。中には、秋田県の「ナマハゲ伝道士」やユニークな「忠臣蔵『通』検定」まで飛び出した。全国規模では、「世界遺産検定試験」、変わったところでは伊賀上野の「伊賀学検定」と忍者を学問とする検定まである。

これらの検定を利用して、ふるさとの文化や観光、歴史について学ぶのも楽しい。京都や神戸に行けば検定試験用の専用テキストが市販されている。虎の巻と思われる本さへ出版されているから面白い。

話を、紅葉の話に戻すが、繰り返しにもなるが、根を同じくする一本の木の中でも、染まり具合は決して一様ではないのも面白い。それどころか一枚の葉の中でさえ微妙に違う。それゆえ紅葉や黄葉は、手に取っても遠くから眺めても楽しい。「ご当地検定」とも相通じる。

紅葉は、春から夏、懸命に光合成に努めてきた結果でもある。そうして厳しい冬が近付くと、自ら枝との間を遮断して水分や養分を行き来できなくし、散り落ちていく。ただ枯れていくわけでなく、次なる命のためにわが身をささげる。「ご当地検定」はここまで崇高なことでもない、地元をできるだけ知りたいという知識欲と少しでも役立ちたいというボランティア精神というか、様々だ。

人も皆、秋を迎える。いつまでも生命力あふれる人、くすんだ人、渋さの漂う人。色を少しずつ変えながら、その人その人の色をにじませ、一つまた一つと歳を重ねる。人の秋もまた味わい深い。高齢者を中心に「ご当地検定」が大ブレイクしている原因はこんなところにあるかもしれない。但し、「ご当地検定」や敦賀の検定講座にも私のような?若い方が多いことは申し添えておく・・・・。

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