FC2ブログ
住み慣れた場所がいちばん
Date:2018-02-01(Thr)

今日から2月、寒い、寒い。今日は介護について考えてみたい。介護は父の40年前、母の25年前、義父の20年前、義母の現在と施設も含め大きく変わった。変わったと言うより改善されたといっていいのではないか。

今でも悔いていることがひとつある。父が亡くなった後、四国に残りたいと言う母を敦賀、東海村、敦賀、東京と社宅を転々とする度につれ回した。60代後半は敦賀で積極的に詩吟だ、老人大学と通ったが、そのうち引きこもりになり、テレビだけの生活になった。

当時で言う痴ほう症が始まった初期段階、私が医者に「進行を遅らせるにはどうしたらいいのですか」と伺うと、医者から「できれば、住み慣れたところで生活さてあげることはできませんか」と。当然と言えば当然だが「高齢者にとって住み慣れたところがいちばん」という結論だ。

厚生労働省は、2018年度からの3年間、介護保険サービス事業所に支払う介護報酬の改定方針をまとめた。リハビリによって高齢者の自立支援や状態改善に取り組む事業所に対して、報酬を手厚くするのが特徴だ。

リハビリで手厚いケアが必要な重度の高齢者が増えるのを防げば、介護費用は安く抑えられる。高齢者も、できることが増えれば生活の質は向上する。事業者間の競争はより良いサービス提供にもつながると厚労省は見込む。

自立支援の取り組みを報酬で評価する仕組みを導入し、重度の人が増えるのを防ごうというのが改定の狙いだ。

いずれにしても軽度の認知症や在宅介護には手厚い仕組みが構築されている。「住み慣れた場所での最期」は最も大切な選択とする人的・経済的に支える仕組みも充実してきた。



訪問介護では、掃除や調理などの「生活援助」など、一人暮らしに対応できるメニューも多い。

ただ、訪問介護には、認知症の人の見守りや症状把握など多様な役割がある。回数だけを見る機械的な判断は避けるべきだとも思う。

今回は医療機関に支払われる診療報酬と同時改定となったため、医療と介護の連携を強化する仕組みも設けた。高齢者のみとりに対応できるよう、夜間や早朝に医師が駆けつける態勢を整えた。

私事で恐縮だが義母は住み慣れた場所で、ガンと心臓病を患いながら、軽い認知症と介護保険サービスを受けながら余生をまっとうしようとしている。医療、介護の財政が逼迫するなかで、政策誘導的な医療、介護の診療報酬改定は、その方向でのぞむものには優しく、またサービスも充実してきた。



スポンサーサイト
【2018/02/01】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |