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ほっとけんまち、敦賀
Date:2018-02-06(Tue)

昨日、認知症と思われる女性の高齢者に道を聞かれた。認知症とは失礼だが、私の母もそうだったが、自分の居場所がわからなくなる。駅前オルパークという市民なら誰でもわかる場所でさえも、突然、わからなくなるなることが認知症にはある。じっくりと話を伺うと、自分の居場所がわかったらしく駅前商店街すたすたと歩いていった。

もうこれからは不思議ではない。認知症になった人や家族の気持ちを理解するように努める、他人でも変な人と思わず、普通に歩く高齢者が認知症といっても不思議でない。

まずは、認知症に対して偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守ることがスタートです。敦賀には「ほっとけんまちつるが」の認知症サポーターの制度もある。

ところで、認知症は英語では「ロング・グッドバイ」と表現される。作家の中島京子さんは10年にわたる認知症の父親の介護体験を元に『長いお別れ』という小説を書いた。自宅にいるのに「家に帰る」と繰り返す。弾む会話の先に「あんたは誰の娘だったっけ」と尋ねる。そんな父親と介護する家族の姿をユーモアを交えて描いている。

認知症の一種であるアルツハイマー病の原因物質が脳に蓄積されているかどうかを簡単に調べられる検査方法が開発された。認知症も痴呆症とかボケと言われた時期から少しずつ受け入れる方向に変わろうとしているようにみえる。長いお別れを気軽に許し合える社会を気長に見守ろう。

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