マンホールカード人気と老朽化
Date:2018-02-13(Tue)

下水道のPR団体である下水道広報プラットホームが各自治体の協力を得て制作するマンホール蓋のコレクションカード収集が静かな人気とか。

今回カードとなった敦賀市のマンホールデザインは、日本三大松原の一つに数えられる「気比の松原」、明治14年に建設された日本人技師の手による最初期の洋式灯台で国登録有形文化財の「立石岬灯台」、敦賀の鳥「ユリカモメ」を描いて斬新なデザインだ。

いずれにしても普段あまり意識しないが、よく見ると、マンホールのふただが「路上の芸術」とも言われ、私の女房も地方にいくたびにカメラにおさめている。

一方、ふたは下水道などに出入りする扉であると同時に路面でもある。だから凹凸を付けるなどして滑らないようにする工夫がいるが、意匠は自由だ。円形が多いのは、角型だと角度によって落下するためとか。

敦賀市も同じだが老朽化が進んでいる。下水道用マンホールは橋やトンネルと同様、高度成長期に集中的に整備された。

業界団体の推計では、全国に約1500万個あるふたのうち、国の定める標準耐用年数を過ぎたものが約2割を占めるとも。雪道の除雪でもときたま破損する。

自転車にのってスピードが出ていると、表面がすり減っていると、スリップ事故につながるとも。加えて古いふたには飛散防止装置がなく、豪雨時には勢いよく飛んだり、ふたの外れたマンホールに人が吸い込まれて水死する事故も起きているとか。雪の下の下水道配管、市民の重要な生活インフラでもある。

たかがふた、されどふた。
スポンサーサイト
【2018/02/13】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |