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プロボクシングの興行
Date:2018-03-06(Tue)

昨日から高校入試、体調をくずさずに今日も頑張ってほしい。ところで、試験ではないが試合で昔、昔の話で恐縮だが元世界チャンピオンと公式戦で戦ったことがある。といっても世界チャンピオンになる前の日本拳法での試合だった。その名は元プロボクサーである渡辺二郎だった。

当時、渡辺二郎は、追手門学院大学の拳法部で確か大阪府立体育館だった。勝ち抜き戦で3本勝負の2本、数秒で私が負けて終わったが、パンチは相当強かったと記憶する。その後、世界チャンピオンになり、暴力団との関係もあり、プロボクシング界をおわれている。どこか、後味の悪い記憶だ。


卒業して敦賀に来た頃、拳法の練習が市立体育館で行っていたのでときたま汗を流した。その頃、プロボクシング観戦に熱中した時期がある。大阪の会場に足を運ぶと選手が繰り出すパンチの音に圧倒された。命懸けであることがひしひしと伝わる重く鈍い音は、見る者の心にまでズシリと響き、大きな熱量となって会場を包み込んでいく。リングサイドにいればなおさらの迫力だ。


一方、体格や体調に著しい差があれば、勝負は一方的になりがちだ。1日の世界バンタム級タイトルマッチがまさしくそれを証明した。

ルイス・ネリ選手(メキシコ)は前日の計量で規定体重を大きく超過し、闘う前に王座を剥奪された。にもかかわらず試合は成立し、過酷な減量をこなした山中慎介選手が2回TKO負けを喫した。

世界ボクシング評議会(WBC)はネリ選手を無期限の資格停止にするとしたが、取り返しはつくまい。王座復帰に失敗した山中選手は引退を表明した。ネリ選手に非があることは当然として、ボクシングは体重制で公平さを保っている。それだけに試合の不公正さに目をつぶり興行を成立させた主催者にも責任はある。後味が悪い結果だ。

相撲界は暴行事件に揺れ、レスリングのパワハラ問題、プロボクシングだけでなく、スポーツの世界で見る者を失望させる事態が後を絶たない。王座を捨てて人種差別と闘った経験を持つアリ氏が生きていたら何と言うだろうか。ピッチョンオリンピックの感動があっただけにどこか、にがにがしい。
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