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北陸新幹線が決まらなくても敦賀駅舎改築は当面凍結がいい。
Date: 2007-11-22(Thr)

寒さで起きてしまう。本格的な冬をだ。昨日、寒い敦賀に戻ってきた。女房は、四国で母親の看病。
そこで『おでん酒 はんぺんつまみ 手酌かな』と下手な一句。

スーパーに勤める友人によると、原油の関係で食品の値上げが急だという。
原料のすり身が高くなって、はんぺんやちくわなど練り製品が上がり始めた。
大豆価格の影響で、醤油や豆腐も値上げという。
新聞によると、平均家庭の最近一年の食費は6700円増。
今年は所得税や住民税も高くなった。このうえ消費税も上げる話が、景気の動向も心配だ・・・。

一方で、中日新聞によると『整備新幹線の建設基本計画見直し作業で、自民党は新規着工区間として、北陸新幹線金沢-敦賀間を新スキーム(基本計画)に盛り込むことを正式決定した。
来週中に開く与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)で、公明党の了解を取り付けて与党案として決定。十二月初旬に開く政府・与党検討委員会での了承を目指す。ただ、敦賀までの開業時期と、二〇一四年度末とされる金沢開業時期前倒しの扱いについては未定で、今後の焦点となる。
新スキームには金沢-敦賀のほか、札幌-新函館間の新規着工も盛り込んだ。
両区間の財源は計約二兆円とされる。新幹線開業時にJRから経営分離される並行在来線への支援も明記した。
財源として既設新幹線譲渡収入の前倒し活用などが検討されているが、めどはついておらず、財務省も難色を示している。』
と、財源問題は別として着々と作業が進んでいる。

ここで、「並行在来線」とは新幹線と並行して走る在来線の路線のことを指し、北陸新幹線でいうと北陸本線にほかならない。
JRでは「新幹線を造る代わりに並行して走る在来線を廃止すること」が原則。北陸新幹線の開業で同時に大半が第3セクターを設立するか
民間に委託して路線を維持するのが普通。

東北新幹線八戸開業にあたっても並行する東北本線が「青い森鉄道」「IGRいわて銀河鉄道」として青森県・岩手県それぞれの第3セクターと
して列車の運行が続けられる。鉄道運営のために運賃の値上げが実施され、利用者の懐を圧迫するが予想される。
当面の福井駅どまりでも、利用者に応じて運行本数や駅員の削減が見込まれ、利便性が低下することも予想される。

実は北陸新幹線開業は利用者にとって、メリットばかりが強調されるが、デメリットが明らかでない。
東京ー敦賀開業で、雷鳥やしらさぎがどうなるのか。
小浜線の3セク化も考えられる。また、JR西日本の雷鳥などのドル箱を手放すデメリットは相当大きいに違いない。
敦賀終着駅のメリットの大きさは理解できる。そんな議論がないままに進む。

ところで、敦賀駅での北陸新幹線のルートとホームの予想図をあるところで見せてもらった。
ホームの位置が、現敦賀駅舎から80メートル以上は離れる。高さも相当だ。

もうひとつの課題は、在来線の北陸線も小浜線も木の芽川鉄橋の安全性だ。
安全確保のためには、使いながらの新たに線路を敷設しなければならない。それには50メートルは後ろに離れる。
いずれにしても、現敦賀駅から離れるのだ。

結論としては、県も市も北陸新幹線というのであれば、メリット、デメリットを明らかにする必要がある。
従来型の新幹線万能論の時代は過ぎた。敦賀にとっては、東京まで3時間、北陸周りでもそれほど変わらない。
何がメリットかしっかりと説明する必要がある。かと言って、北陸新幹線が話が決まらないからといって、
敦賀駅舎改築を進めるという考え方にも問題がある。在来線の安全性確保も考えると現位置では問題がある。
そうは言っても「20年後、30年後の世界だから」と賑わい作りから改築を進める話も乱暴だ。

駅西の再開発はそれとは関係なく、大学誘致とあわせて話は進む。整地、道路整備だけでも37億円という資金が費やされる。
その上、駅舎、駅前整備となれば財源はどこにあるのだろう。10億円は積み立ててからという問題ではない。

話をおでんに戻して下手な一句、『男は黙って、からし効かせて、手酌かな』・・・。


 

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