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金ヶ崎整備の期待と課題
Date:2018-04-27(Fri)

新緑が美しい。よく「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」というが、新緑といい、ホトトギスといい、カツオといい、これからの季節に堪能することができる。

ところで、観光客誘致につなげる街並み整備を支援する国土交通省の「景観まちづくり刷新モデル地区」に敦賀市が指定され、観光施設が集まる金ケ崎地区の施設整備が、ほぼ最終場面をむかえている。

2022年度末の北陸新幹線敦賀開業を見据えた受け皿づくりの金ヶ崎整備の概要がまとまった。金ヶ崎周辺地区は、信長、秀吉、家康の終結した金ヶ崎城址、東洋の波止場と呼ばれ、100年をこえる赤レンガなど現存する豊富な歴史的建造物が往時の「港まち敦賀」を今に伝える。
これらの資源を活かしながら、多くの市民や観光客が足を運ぶ居心地の良い空間として整備するため、「金ヶ崎周辺整備構想」を策定し、具現化を図ってきた。

「人道の港敦賀ムゼウム」の機能拡充や、転車台などの動く鉄道関連遺産の整備もいい。

豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の部品、小浜線で活躍したキハ28形など、鉄道公園もワクワクする。

整備計画は勢揃いし、内容的にもいい。観光客の誘致も話題性は十分だ。ただ、気になるのは運営計画や維持管理だ。国、県、市の税金で施設整備は得意だが、市民温泉リラポートのように、人は呼べても運営や維持管理で税金を投入をせざる得ない多額の赤字運営では困る。新緑に目を奪われて、足元をみる目をもってほしい。

民間であれば、最も大事な資金計画、運営計画、売上など採算から入る。人道など大事なものもあるが、税収が厳しいだけに、この計画書の大きな課題ではないか。金を落としてもらえる仕組みができていない。税金をかけたリラポートの大赤字、博物館通りの閑散風景は、最も分かりやすい例かもしれない。よく税金を投入しても民間が潤えばというが、金ヶ崎周辺には、民間の資本は入りにくい。一泊をする観光地ではない。赤レンガ倉庫も指定管理量など税金を投入しての赤字運営だ。

もう失敗は許されない受け皿づくり、倉庫群の活用、金ヶ崎城址、魚市場の移設、駐車場の確保などとの連携などまだまだ工夫の余地はありそうだ。


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