鯖そうめんという文化と若狭、敦賀のつながり
Date:2018-05-03(Wed)

小浜神社の例祭「お城まつり」が昨日2日から始まった。近くにあってまだ見に行けていない。一方で、秋9月の放生祭りは、何度か、見た。福井県の無形民俗文化財に指定されており、若狭路の秋祭りとして地域の誇る伝統行事として、気比さん祭りと同様、町衆の心意気によって受け継がれている。

昨日、連休の休みのあいまをぬって、滋賀県長浜市を女房と訪ねた。久しぶりにやきさばそうめんを食べた。これは長浜市周辺の湖北地方に伝わる郷土料理。鯖素麺(さばそうめん)とも呼ばれる。若狭、敦賀とのつながりを残す文化だ。

調べると、農繁期である5月に、農家へ嫁いだ娘を持つ親が忙しい娘を気遣い、実家から嫁ぎ先に焼鯖を届ける「五月見舞い」という湖北地方独特の習慣に由来する。農繁期に気軽に作って食べられる料理として、また客をもてなす際などのハレの料理としても伝えられてきた。若狭湾という鯖の産地があるため、鯖は一般的な食材であった。長浜と敦賀、若狭を結ぶ伝統の食文化で彦根まで行くとこのさばそうめんはないという。

もともと家庭料理であるが、最近では長浜の名物料理として観光資源化する動きがあり、黒壁スクエア近くの観光客向けに焼鯖そうめんは、連休中は列ができ、午後3時にはなるとか。敦賀と長浜をつなぐひとつの文化だ。

少し気が早いかもしれないが、平成を振り返ってみれば、どんな文化が伝わるだろうか、スマホやタブレットではなく、最近、思うのが、つながることのぬくもりを実感した場面。阪神、東北、被災者に寄り添う支援、ボランティアなど、心を癒やす歌のような存在を数多く、みる機会だ。

さて、昭和と言えば、テレビ、冷蔵庫、クーラーではなく、これも思うのが、歌謡曲の全盛期は昭和という時代とぴったり重なる。流行歌はこれも人と人とをつなぐ存在。

「平成」も残り1年。世界中とつながりながらながらも、人と人とのつながりが希薄になったネット社会で希薄になった。結論でもないが、鯖そうめんはうまい。
スポンサーサイト
【2018/05/02】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |