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高岡市に学ぶ北陸新幹線効果
Date:2018-05-16(Wed)

ある勉強会で昨日より富山県高岡市にいる。高岡は、加賀前田家2代当主前田利長公によって慶長14年(1609年)に高岡城が築かれ、町が開かれた。以来、400年にわたり銅器、漆器や菅笠などの「ものづくりの技と心」を脈々と受け継ぎ、時代の流れの中で創意を積み重ねながら、富山県西部の中核都市として発展している。人口は敦賀市のほぼ倍の12万人。北陸新幹線開通は高岡にも観光客の増加など経済効果大きかった。

いま、新幹線の新高岡駅周辺には、真新しいホテルやイオンの大型ショッピングモールなどの民間施設が立ち並ぶ。近くに高岡市が整備した6カ所の駐車場は計約800台の収容スペースがあり、一部は平日も満車になる。

だが市内には並行在来線の1、5キロ離れたところに高岡駅というもう一つの玄関口がある。2015年3月の新幹線開業前後で取り組んだ両駅周辺整備が、市の財政を圧迫する要因になった。敦賀市は新幹線駅と本来の敦賀駅とほぼ同じ位置にあるとはいえ、駅周辺整備による財政面は注意が必要であることには変わりがない。

高岡駅は旧来の商店街や住宅地などが集中する中心部にあるものの、シャッター街など、どこの地方都市にもある姿がみえる。

観光面では国宝瑞龍寺、そして古い町並みや高岡古城公園(国史跡「高岡城跡」)をはじめ歴史的・文化的資産が数多く残され、敦賀より先だって、平成27年4月にはこれらを中心としたストーリー「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡~人、技、心~」が日本遺産の第一弾として認定された。

さらに、平成28年12月には、その代表的文化財である高岡御車山祭がユネスコ無形文化遺産に登録され、これらの価値が世界的なものとして評価された。

北陸新幹線の開通で金沢と共に、観光客も増えたが、金沢市ほどの効果はない。高岡市の関係者は、いまのところ金沢の一人勝ち的な様相だとか。北陸新幹線の効果の大きさもあるが財政面、PRなど敦賀市も学ぶべきことは多い。


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