北陸新幹線効果と財政と維持管理
Date:2018-05-17(Thr)

昨日から富山県高岡市を訪問している。道の駅「雨晴」、産業観光などを視察した。

ところで、旅に出るとローカル線に乗りたくなる。高岡を走る氷見線の風情は逸品だ。海立山と表される3000メートル級の立山連峰を氷見線の鉄道に乗りながら富山湾をの海越しに望むことができる。

土地、土地の自然や人の営みが車窓を流れ、新鮮で楽しい。空っぽの頭でゆったりと過ごす時間は格別である。

一方、、北陸新幹線の長野駅 - 金沢駅間が延伸開業する際、西日本旅客鉄道(JR西日本)から並行在来線として経営分離される富山県および富山市をはじめとする県内全15市町村に加え、富山地方鉄道、北陸電力、北陸銀行、インテックなどの出資によって設立された「あいの風とやま鉄道」は富山県内をつなぐ、まさしく生活路線。里山の原風景、ガッタン、ゴットンの世界。小浜線と同じようなp世界だ。

田畑や家並みを包むように山が迫り、文字通りの里山風景だ。しらさぎが走った3年前と比べ経営環境は厳しいが、このところ観光客が増え、企画やPRに一生懸命だ。

話題を変えるが、ファスナー大手「YKK」と建材大手「YKK AP」を中核とするYKKグループの創業者は富山県の生まれから、黒部市には従来から従業員約6千人の一大生産拠点に加え、さらに2015年4月と16年4月の人事異動で延べ約230人を黒部事業所に配属し、人事部門や経理部門など本社機能の一部を東京から移転した。

その後押しが15年3月の北陸新幹線開業という。
東京から黒部宇奈月温泉駅まで片道約2時間半。東京本社との連携もいまのところスムースとか。
地域振興に観光は欠かせないが最も着実に振興に繋がるのが企業誘致、それも本社移転は税収増にもなり、人口減少の大きな歯止めとなる。

敦賀市は、北陸新幹線開業まで4年、駅周辺整備、金ヶ崎周辺整備、産業団地整備と市役所の各部もこれまで以上に忙しくなる。行政は道路、施設の整備は得意だが、財政面や維持管理が苦手だった。今回の高岡市を訪問、視察で感じたのは北陸新幹線の開業効果は大きいが、一方で財政面の負担が増えるといった構図が開業3年目の姿だ。敦賀市にとってもこの教訓はいかさなければならない。


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