観光客に泊まって泊まってもらう工夫
Date:2018-05-20(Sun)

気比さん祭り、駅も商店街もあふれんばかりの人。すれ違うのもやっとの混雑だったのに、あの人の波は一晩でどこへ消えてしまったのだろう。とうろう流しと大花火も同じだ。

終わると人も車もめっきり少なくなり、街は一気に日常に戻る。毎年大勢の市外、県外客が訪れるが、大半が宿泊することなく流れてしまうためだ。

宿泊を増やし、もっと花火の経済効果を拡大できないか。そんな提案を市民から受けた。本来のとうろう流しと花火の2日に分けて行うというものだ。あまりの混雑でとうろうを流せない市民からの発想でもある。

各地域で新たに「イベント民泊」に取り組がある。国が宿不足への対策として2016年に打ち出した制度だ。

旅館業法上の営業許可がない民家でも、イベントや祭り期間などに限り有料で宿泊者を受け入れることが可能になる。調べると花火にしろ気比さん祭りでもホテル、民宿には客が泊まっている。

敦賀駅前商店街の飲食店で駅前ホテル宿泊の客が多く訪れ、リピーターも増えているとか。また、9月、10月の国体で「敦賀で宿泊できない」との悲鳴を聴かされた。

徳島市では昨年、阿波踊りに合わせてイベント民泊を初めて実施した。期間中は家主が外国人宿泊客に浴衣の着付けを教えたり、市内を案内して歩いたりしてさまざまな交流が生まれたという。若狭町ではツーデーマーチでの民宿はリピーターも含め毎年、町内が潤う。

観光客にとっては旅先での出会いや交流は忘れられない思い出。花火通だったり、盆踊りの踊り手だったり、楽しみ方を教えてくれる人と触れ合う機会になれば、本番のわくわく感はさらに増す。国体はもう遅いが、北陸新幹線開業に合わせてイベントに合わせて宿泊をしてもらう工夫もあっていいのでは。
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