自主返納と乗り合いタクシーだけではすまない課題
Date:2018-06-12(Thu)

福井県でも起きてしまった。
11日朝、75歳の女性の運転する自動車が福井市で集団登校中の小学生の列に乗用車が突っ込み、児童6人がケガをした。

警察は乗用車を運転して女をその場で逮捕した。警察の調べに対し竹原容疑者は「赤信号に気づくのが遅れた」と話しているとか

最近、アクセルとブレーキを踏み間違えたり、高速道路を逆走したりするなど高齢者が当事者となる事故は目立っているようにみえる。敦賀市でも自主返納する高齢者も増えている。敦賀市もそうだが、ある一定の政策の成果が出ている。ただ、その先だ。自主返納やコミュニティバスや乗り合いタクシーの充実にも限界がある。

一方、高齢化が進む中でも、65歳以上のドライバーの死者数は横ばいで、免許人口1万人当たりの事故件数も25~64歳の壮年世代の件数とあまり変わらないという。
高齢ドライバーだけが危険というわけではないのに、現実には高齢を理由に免許の維持か返納かの二者択一を迫られている。

運転技能には個人差がある。車なしでは生活が成り立たない地域もある。運転をやめることで、暮らしの範囲が縮小し交流の機会が減少するなど、高齢者の生活の質が低下するとも指摘されている。

高齢者が安全に運転を続ける方法はないのか。高齢者の生き方や地域のあり方にも関わる幅広いテーマを含んだ問題提起といえる。自主返納や乗り合いタクシーの充実だけではすまない課題だ。

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