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蒸気機関車の動態保存運転の難しさと維持管理
Date:2018-06-15(Fri)

私たちの世代は蒸気機関車の運行を知っている。四国の高松から高知へ。当時、小学1年生だった。トンネルが多く煙が入るから窓を閉める。また開ける。独特の動作と汽笛は心に響く。線路がわんきょくしているとこでは先頭の蒸気機関車が見える。山間の風景と蒸気機関車、たまらない瞬間だ。

ところで、JR敦賀駅(敦賀市)から敦賀港付近へ一時的に移設された鉄道遺産「転車台」の活用を巡り、県は2017年度、蒸気機関車(SL)や動力源の調査した。       
かつて走っていたSLとして、県内にはD51(福井市、南越前町)や敦賀市本町のC58など5両が保存されているが、いずれも腐食が進むなど難しい。、
石炭などを燃やした蒸気でSLを走らせようとすると、費用が膨らむだけでなく、有害な煙が排出され、周辺の環境悪化が課題になる。そのため、コンプレッサーによる圧縮空気などでSLを走らせらとか。

煙突から演出用の煙を出すといった雰囲気づくりも必要。敦賀港線は2・7キロあるが、安全上の理由から、道路をまたがない約300メートル以内での運行とも。いずれにしても、鉄道ファンにはたまらない場所になることは確かだ。
ただ、蒸気機関車に対する技術を継承しておらず、必要な物も人材もない。と、動かすだけの初期費用だけで数億かかる。片手ですまないとも。動態保存状態への復元に必要な費用をどう考えているのか。

蒸気機関車の動態保存運転は、単に車両があればよいというものではない。バックヤードとなる環境を整えてこそ、初めて実現する。転車台などが産業遺産への深い理解も必要。そして、実施する者の「覚悟」と運行経費、さらには維持管理と多額の経費がかかる。到底〜敦賀市の税金でまかなえるはずもない。懐かしきだけは私たち世代に残るが今を生き世代が果たしてそうか、これこそ市内の経済波及効果も含め費用対効果だ。
 

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