廃炉時代と技術
Date:2018-06-17(Sun)

先週、突然の報道に驚いた。東京電力の福島第二原子力発電所(福島県楢葉町、富岡町)の1~4号機全てを廃炉にする方向で検討する考えを表明した。

東日本大震災と津波に耐えて安全に停止し、福島県でなければ再稼働にこぎつけることができたはずだ。私も三度ほど仕事の関係で訪れ、富岡町や楢葉町には宿泊した。当時は柏崎刈羽原子力発電所前で最新鋭の原子力発電だった。

福島県の複雑な気持ちと廃炉は予想されたと言え、どこかさびしい。


正式に決まれば、福島第一を含め、2011年の東日本大震災前に10基あった福島県内の原子力発電所は全て廃炉になる。本格的な廃炉時代の到来でもある。

ところで、原子力発電所の廃炉技術を向上させたいとして日本原子力研究開発機構は原子炉の解体技術を学べる、企業を対象にした人材育成施設を、敦賀市にオープンしました。

ふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点で、廃炉作業に関する技術を県内の企業を中心に学んでもらい、廃炉に携わる人材の育成を目指している。廃炉作業は長い期間続くので人材も計画的に育成し、福井県が廃炉技術の中核拠点を目指すもの。廃炉は、時間がかかり、生み出すものがないだけに地元の雇用の下支えになるとそても、産業の中核にはなりえない。
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