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避難所あれこれ
Date:2018-10-06(Sat)

敦賀市も何度か避難所が開設されている。体育館などの床にブルーシートや毛布を敷き、仕切りもない狭いスペースに疲れた体を横たえる。

プラザ萬象は冷暖房完備で避難所としてはトイレも含めて多くの避難者に評判がいい。体育館はさすがに長期滞在にはむかない。

最近は段ボールベッドや仕切りカーテンが避難所に導入され、プライバシーが確保されるようになったなど、改善が図られてきた。だが、トイレの問題に加え、エアコンやシャワーがないなど根本的な課題は多い。

熊本地震被災地の益城町に「テント村」を開設したアルピニスト野口健さんの著書「震災が起きた後で死なないために」には、厳しい指摘が並ぶ。国際赤十字などが難民や被災者対応の最低基準を示した「スフィア基準」によると、1人当たりのスペースは3、5平方メートル。トイレは20人に一つで、男女比は1対3とされている。
内閣府の避難所運営ガイドラインでは、トイレは約50人に一つ。その上、質も問題。仮設トイレは和式が多く、足腰の悪い高齢者や障害者は使いづらい。
 避難所は、避難してくる住民はむろん、被災家屋で生活する住民らへの対応拠点でもある。だが、そちらまでは到底手が回らない。

公共施設への多機能トイレやシャワーの設置、北海道地震被災地で活躍したトイレ搭載車の普及、テントの活用など、各自治体は取り組みを進めている。

これだけ災害が多く、避難所が開設されることが多くなった敦賀市も、考える必要がある。

阪神淡路大震災で、東日本、熊本と経験を生かして備えを進めるかという観点からの議論が不可欠な時代だ。


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