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師走とミライエ

Date:2018-12-02(Sun)

昨日から師走。田辺聖子の「歳月切符」のエッセイを思いだす。人間はそれぞれが持っている歳月の切符を四季一枚づつ、何ものか大いなる存在に渡して年を費い、年を重ねていく―。

きのうまで当たり前のように見て、通り過ぎてきたが、師走に入ると気がつく。冬には雪かきをする。夏には歩道に水を打つ。自分の家の前をきれいにする。それだけのことなのだが、住民の習慣が積み重なっている。

市役所通りの歩道で毎朝、イチョウの枯れ葉の掃除をする人がいる。この季節だ。掃いても掃いてもキリがない。えらい仕事である。ガソリンスタンドの営業エリアまで舞い込む。仕事前の一仕事。イチョウがゴミ袋いっぱいになる。

年をとってからは枯れ葉は満開の桜よりきれいだと言う人もいる。きれいと言うよりも心にしみるとも言うべきか。
若いころは気にもとめなかった初冬の景色がよく見えるようになった。残り1枚になったカレンダーに感慨深くなる。

地球温暖化の影響だろうか、今は暖冬が当たり前のようになり、師走の印象も変わりつつある。

ただ、厳しい寒さはなくても師走を実感させる風物詩はある。金ヶ崎のミライエを飾るイルミネーションはその一つだろう。先日、まばゆい「光」の帯を見てきた。「人は光に引きつけられる」。50万個の圧倒的な数の電飾を目にすると「もう年末か」と。月日のたつのは、何と早いことかと心が動く。毎年、関係者の皆さんには頭が下がる。

ミライエは市や商工会議所などでつくる「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会、そして高校生のいつも力作ばかりだ。

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