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全国ではじめての系統だった防災教育(栃木県那須町)
Date:2018-12-21(Fri)

今年もあと10日。災害が多かった。福井豪雪にはじまり、西日本豪雨、大阪の地震、北海道地震と。

もっと大きくみても、間もなく終わる平成も「災害多発時代」だった。1991年の雲仙普賢岳火砕流、93年の北海道南西沖地震、95年の阪神大震災、04年の新潟県中越地震、11年の東日本大震災、14年の御岳山噴火、16年の熊本地震などが相次いだ。被災状況が刻々と映像で伝えられ、災害列島を実感した時代といえる。
 
日本はどこでもいつでも多様な災害が起こる。気象や地殻の高精度な観測、迅速・的確な緊急情報が一層必要になった。防災に加え、災害の被害を減らす減災も欠かせない。同時に、実際の災害から教訓を共有して居住地の危険を見直し、日常的に身近な備えも強めたい。

意外に防災教育という視点が系統だって科目として小中学校で全体で25時間のキャリクラムで防災教育を行っている栃木県那須町を訪れた。日本ではじめての防災教育とか。

記録的な豪雨で甚大な被害を出した1998年の那須水害から20年を迎えた。「大雨」をテーマにした防災教育の町教委が本年度から試験的に取り組む新教科の一環で、専門家と協力して作成し、大雨で想定される被害や学区内の危険地域、避難場所などを学んだほか、授業後行われた防災講習会では土のう作りの体験と幅広い。町教委は今後、地域特性に応じた防災・減災教育を発達段階に応じて実施する。
 
那須町では新教科は人間関係、防災教育、プログラミング教育の三つで構成。防災教育は、専門知識のない教員でも教えられるよう町教委が兵庫県立大の木村玲欧准教授(防災教育学)、宇都宮気象台の永田俊光地震津波防災官と協力して指導案を作成している。
宇都宮気象台の防災教育支援プログラムの内容はホームページに掲載され大雨、地震、火山と豊富だ。その上、特別学級の支援プロジェクトもある。9月にNHKおはよう日本でも取り上げられた。全国的にも防災教育は、訓練から授業で科目として扱う時代になると思う。

防災教育は意外にもその町の自然や河川など、地域を学ぶことにもなるとか。何よりも災害列島で子供たちの防災教育は大事な位置づけになる。

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