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「出度さも中くらいなりおらが春」(小林一茶)
明けましておめでとうございます。

新春をご家族揃って健やかに過ごされた方も多いと思います。

お雑煮とお節料理を食べ、新年の挨拶を交わす。
スマホなど便利になった今では、ことさら目出度いという気分には浸れないかもしれませんが、どことなく落ち着く。

幸せの感じ方は人それぞれですが、意外に人の幸せとはこんなものかもしれません。

「出度さも中くらいなりおらが春」

今から約200年前の句でも、芭蕉、蕪村と共に江戸の三大俳人と称された小林一茶の句ですが今でもいろあせない。

掃除をしたり、門松や注連縄飾りなどの迎春準備もしないで、ありのままに迎えた正月だから、本当に目出度いのかどうかは良く解らない。

また、正月だからと言って格段何かをするわけでもなく、通常の生活とあまり変わりはない。

決められたことを、決められた日に、皆揃ってしていた昔とは異なり、物が便利で豊かになり、価値観やライフスタイルが多様化した現在では、この句の様な思いをされている方も多いと思います。

一茶の句で

「ともかくもあなたまかせの年の暮れ」と、言うのがある。忙しい年末の過ごし方だけでなく一年にも通じる。。

とかく世の中は思う通りにはいかない。どこか気持ちに余裕が必要に思う。

歌は違うが、寒い日が続きそうだ。「雪の降る街を」の歌詞が胸にしみてくる。人は悲しみを希望に変える力を持っている。そう信じて、過ごす、平成最後の新春。



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【2019/01/01】 | ページトップ↑
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