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全国一と手放しでは喜べない体力テスト
Date:2009-01-22(Thr)

午後3時ごろ南の空の比較的高い位置、しばらく青空を眺め続けていると、真昼に金星がみられるとか。何度か挑戦しているが、発見できない。青空の中に、白く輝く星を見つける。二十歳のころに、乗船実習で「目を鍛える」方法として教わった。昼間に金星、そんなバカなと思われがちだが、固定観念がより強いせいか、意外性があり、面白い。

ところで、小学五年と中学二年が対象の初の全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)で、実技八種目を点数化して算出した体力合計点が都道府県別で一、二位となった福井県。これは誇っていい結果だ。市町村別で大阪の橋本知事ではないが、公表してもらってもいいのではないか。敦賀市の位置取りが興味深い。

原因のひとつに、小学校への調査で際立ったのは一校当たりの体育専任教員数。全国平均の0.06人に対し、福井県は0.46人と突出。それだけ専門教師の役割が大きいということか。効率的に運動しているということか。教育効果は大事だ。学校別は難しいにしても市町村別には公表してほしい。

福井県も和38年から毎年、県独自に体力テストを行い、授業に反映させたことや、朝食を毎日食べる子どもが多いなど、規則正しい生活が好成績に結びついたとか。私たちの世代は、毎年、体力テストが実施され、学年毎に成長する自分が確認できた。全国、県の平均と自分との位置どりも確認できた。励みにもなった。

現在、手放しでは喜べない。全国的には、昭和60年ころを最高に、下がり続けている。遊ばない子供たち、塾通いに忙しい子供たち。子供たちを細かく分析すると中学では運動する層としない層の2極化傾向が示された。

文部省が、市町村別や学校別の結果公表を禁じている。橋下徹大阪府知事が公表を求める考えを示すなど、論議となりそうだが、それも大事だが、戦後、教育の危機ではないか。学力もそうだが、それ以上に危機と受け止める意識が少ないのが、気になる。景気対策も大事だが、この分野は、少子高齢化と同様、どうするのか、息長い対策が必要だ。体力テストにも税金がかかるが、現状を知ることは大事だ。

陸上競技などレベルの高い先生が多い敦賀市は、どの位置取りになるのか、公表してほしい。いいものは、さらに伸ばすのも教育だ。全国的な傾向の体力低下の原因と対策など、今後、大事になる。

冒頭に戻すが、青空に金星など見えるはずがないとか、固定観念がある。近年の傾向として、学力テストも体力テストも比べる必要がない、教育の弊害との固定観念が全国的に広がっていた。税金もかかるが、理由はともあれ、現状を正確にj把握し、下がり続ける原因と結果は重く受け止め、改善に努力すべきだ。当然、よいものは伸ばす教育も大事だ。
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