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WE(私たち)で取り組む課題
Date:2009-01-24(Sat)

久しぶりに英文を読んでみた。オバマ大統領の演説だ。私も聞き取りは、ごくわずかな単語は理解できる。英文は日本文があるからということを前段にあげるとして、スピーチライターがいるのだろうが、難しい単語は、意外に少ない。これも聞きやすい要因か。それに、マスコミ報道にあるように「I」(私)が出てきたのは冒頭だけで、19分間で少なくとも57回の「we」(私たち)が使われた。歴史に残るオバマ新大統領の就任演説は、「we」の演説だった。

「人民の人民による…」としたリンカーンも、「国が何をしてくれるだろうかではなく…」としたケネディも、そして「新たな責任の時代」としたオバマ新大統領も、訴えるところは同じ。「we」の表現は、何かを成し遂げるリーダーの共通精神かもしれない。

ただ、傾いたビッグスリーの自動車メーカーが突然復活するわけもないし、彼が自分の都合のいいように動いてくれるはずもない。もしほんのかけらでもそう信じているなら、それはただ彼の醸し出す心地よさに酔っているだけだ。

結局未来を切り開くことができるのは、自分であり「we」なのだ。そんな意欲を感じさせる「名演説」になると期待したい。それは、これからの実績だろう。ここまで書きすすめたのも「まちづくり」に言える。敦賀の中心市街地の活性化の最大の主役は「WE」であり、「I」ではない。私も批判をする自分に自問自答している。「WE」になるような仕掛けが必要なことは言うまでもない。シンポ、フォーラムも欠かせない。協議会や行政の計画の説明責任も大事だ。

敦賀市のエネルギー拠点化計画もそうだ。この件はなおさらそうだ。トップダウン的なまちづくりは成功もしない。出来上がった計画を市民に公表するだけでは、だれも納得もできず、逆に成功もしないだろう。中心市街地は、駅前にしろ、相生町にしろ、敦賀の一等地だ。逆に市民も他人任せの無責任ではあってはならない。当然、議会もだ。
 
ところで、昨日、北朝鮮による拉致の疑いが捨てられない行方不明者を特定失踪者問題調査会が公表した。高知、福井両県で1980年代に行方不明になった男女2人。一人は、敦賀駅で行方不明になっている。昨年末、家族から依頼があったもの。出身地は沖縄の浜端俊和さん(当時23歳)、失踪したのは、83年(昭和58年)4月10日、福井県敦賀市の会社の寮を出て、駅前でタクシーを降りてから行方不明に。

沖縄県の会社から横浜市の会社に研修生として派遣され、原子力発電所の定期検査に従事していた。調査によると、横浜の同僚もいなくなっているとか。ある時期、リストによると自動車会社に従事した方が数人、行方不明になっている。舞鶴から敦賀、越前まで拉致の疑いの濃い行方不明者の数も多い。調べれば調べるほど、深い闇の世界を感じる。地村夫妻の拉致事件もそうだが、このことに関して、政府も当初、無頓着すぎた。ある新聞記者の「I」の報道から国民運動となって、連れ戻すことができた。

最近の拉致問題は、また逆戻りの風化が始っている。これも{WE」の精神が必要だ。冒頭にも戻すが、オバマ演説での「WE」の精神は、まちづくり、不景気克服などそれぞれの課題で必要なことだろう。特に、敦賀市民にとって「WE」はこれから大事だ。他人任せでまちづくりはできない。
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