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児童相談所と児童虐待
Date:2019-02-12(Tue)

ずいぶん前か、市役所で大声で、がなりたてる市民を見たことがある。職員は下手に出るしかない。お客さんではないにしろ、反発できない立場を知っての態度には、周辺の市民も迷惑千万だ。

幼児虐待の父親の威圧的な態度にひるんだ児童相談所の対応が何度も報道されている。悔やまれる。女児を守るチャンスは何度もあった。児童相談所には親子の分離、再統合という相反する役割がある。それが判断を鈍らせたのだろうか。ただ、現場は警察、市役所、児童相談所と部署が違うだけに難しさがある。

力任せに頭をたたいた。子どもはおびえ、身を硬くする。千葉県で虐待を受けた小4女児が死亡し、両親が逮捕された。

父親は女児に「叩[たた]かれたのは嘘[うそ]」という書面を書かせていた。自らは親に愛を教わらなかったのか。書面には「4人で暮らしたい」ともあった。書かされたにせよ、安らかな家庭を必死で探す女児の本心がにじみ心が痛む。

家族が多様化した今、子ども時代の愛着関係の記憶に乏しい親たちが子育てに苦悩し、孤立し、閉じこもり、時に虐待へと走る。確かにここ10年でも増えている。

市議になって20年、この間も、児童相談所、警察と連携をとって、児童虐待を防止していた市役所も、それなりに必死だ。

ただ、この児童を親から引き離す措置ほど難しいものはない。

敦賀市も格差が広がり、貧困対策はもちろん、子育てを社会で支え、誰もがSOSを出せるような仕組みをさらに整える、新たなガイドラインができそうだが、それでも現場は大変だ。
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