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北陸新幹線で財政難になった高岡市
Date:2019-02-26(Wed)

昨日は、タイヤ交換をした。雪のない敦賀市もいいが、どこか肩すかしのような不思議な冬だ。一方、昨年の冬に雪で苦しめられ、財政難で昨年度、苦しんだ福井市。財政は行政の基本中の基本。敦賀市議会も昨日から平成31年度当初予算の審査が始まった。

もうひとつ、財政難で苦しんでいる富山県第2の都市、高岡市を紹介したい。
高岡市ではおととし11月、40億円もの財源不足が突如明らかになった。このため今では、市民サービスを切り詰める動きが相次ぐ事態になっている。

65歳以上は1回100円で利用できた市のコミュニティーバスも、財政難を理由に廃止された。

市民に身近な施設にも影響が及んでいる。半世紀にわたり文化活動の拠点として親しまれてきた市民会館は、改修費が捻出できず、無期限で休館になった。さらに市の49の施設の利用料金を、最大1.5倍に値上げすることも検討されている。

財政難の理由は、背景には、高岡市の悲願だった北陸新幹線の開業だ。市は、新幹線の金沢延伸までの10年間を投資のチャンスと捉えて「黄金の10年」と銘打ち、関連の大型公共事業などを次々に押し進めた。

なかでも力を入れたのが、新幹線の新駅に加えて、在来線の高岡駅周辺の整備だった。高岡駅も開業効果の恩恵を受けようと、およそ150億円を投じて都心にも負けない施設が作られた。

高岡市の借金は、新幹線が延伸した平成26年度には1100億円を超えた。その一方、貯金にあたる基金は、財源の穴埋めのため、昨年度には底を尽きかけた。

北陸新幹線開業は地方都市では両刃の剣でもある。敦賀市も注意しておくことは当然でもある。投資も大事だが、財政運営も大事だ。駅前の施設、新しいムゼウムなど第二の高岡市にならぬような議会の目を肝に銘じたい。
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