FC2ブログ
もんじゅ廃炉で影響を受けるエネルギー開発拠点化
Date:2019-03-07(Thr)

昨日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。まだまだ寒さは残っているけれど、冬ごもりの虫たちが土の中から穴を啓(ひら)いて、はい出してくる。虫だけでなく、人の心もまた、うきうきと動きだしたくなる、啓蟄という言葉だとか。

昨日の一般質問でもんじゅ廃炉後の地域振興でもんじゅを中心として若狭湾エネルギー研究センターや福井大学附属国際原子力研究所など、エネルギー研究開発拠点化の今後のあり方を質問した。

若狭湾エネルギー研究センターはできて20年、当初は加速器を活用した陽子線がん治療めざましい成果をあげたが、その後は大きな成果もなく加速器の老朽化が進み、次のあり方が問われてきた。国は理化学研究所との連携も模索していたが、明確な改革が進まないまま今日となり、ここでもんじゅ廃炉でどう変わるか注目したい。

また白木に建設が予定されている試験研究炉はもんじゅ施設横の敷地は考えられるが、小規模なものにならざるを得ない。いずれにしても、その方向性が見えないことだ。

最も懸念するのは国の高速炉研究や核燃料サイクル研究が頓挫し、敦賀市のもんじゅ廃炉後の関わりが未だに見えないことだ。

啓蟄の本場、中国の習近平国家主席は今や権威は絶大、啓蟄の穴を経済の果実が人々に行き渡らないとき、不満の穴をより強圧的に塞いでいるとも。穴を啓いて。

もんじゅ廃炉を契機として、啓蟄どころか、その出口が塞がれてしまったようだ。高速炉開発と敦賀市のエネルギー研究開発拠点がもんじゅの求心力と遠心力の低下と共に、その影響が懸念される。
スポンサーサイト



【2019/03/07】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |