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子供のしつけと体罰

Date:2019-04-02(Tue)

新元号「令和」が決まった。昨日は、この話題でもちきり。夕方はヒョウが降り、一面が白くなり、どこか変わり目という想いがつのる。

ところで、変わらない記憶がある。親からの体罰は今の歳になっても覚えている。自分が悪いのだということもわかっている。押入に入れられたこと、顔の平手打ちと怖さと痛みは親を思い出す。いい思い出でもある。どうもいつけと虐待と我々世代と概念が違って来ている。

「逆境が人を育てる」とはよく聞く話だが、親からの虐待となるは違うようだ。児童虐待が成人後も影響を及ぼし続けるとも。

米国の調査で成人1万人以上を対象に、小児期の不幸な体験を聴く大規模調査を行った。身体的・心理的虐待、育児放棄、眼前での父から母への暴力などだ。体験項目が四つ以上重なる人は体験ゼロの人より自殺未遂が12倍、薬物依存が10倍、アルコール依存が7倍も多いとか。

心疾患やがん、肺気腫などのリスクも高くなる。心が傷つくだけでなく、肉体的な健康が奪われ続けるという衝撃的なもの。

児童虐待は社会的問題であると同時に医学的問題であるということにほかならない。

もう30年以上前の子育て時代に幼児をゆさぶると脳が影響を受けるものの本に書いてあった。

最近、激しい体罰を受けた人の脳は、感情と思考を制御する「前頭前野」の一部が縮んだという。

家庭内でしつけと称した子供への体罰を禁じる東京都の虐待防止条例が先月28日、東京都議会本会議で全会一致により可決、成立した。

政府も体罰を禁止する児童虐待防止法改正案などを国会に提出し、来年4月1日施行を目指しているが、都条例は今年4月1日に先行して施行される。

我々世代もそうだが、社会の意識を変えねば。子どもたちの一生がかかっている。

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