FC2ブログ
「なんだかおかしい」という感覚の重要性・・・。
Date:2009-02-07(Sat)

昨日は、議会の代表者会議、議会運営委員会。議会の委員会制度が大きく変わる。そのための手続きをや割り振りを話し合った。また、駅舎の改築や駅周辺整備を議論する特別委員会の設置について話し合った。

ところが、代表者会議は全会一致を原則とするため、特別委員会は、理事者側の意見を制限するとかなど反対意見もあり、設置することができなかった。特別委員会の設置は、理事者側の意見を聞き、ある意味では、議会の理解につながることも多く、逆に推進エンジンになることある。福井市での駅前開発の議論が活発にこの特別委員会で行われていることを考えれば、誠に残念極まりない。

話は変わるが、定額給付金の支給では、地域の消費促進に支給額に一定の割り増しをつけた地域限定の商品券の動きが全国で広まっていて、県内では、越前市など、7つの市と町が導入するとか。商品券の割り増しは6割以上を上乗せする池田町や、1割程度割り増ししするのが標準的だ。

10年ほど前の教訓が生きているのだろうか。自治体の手続きは条例など煩雑になる半面、地域振興にはほとんど役立たなかったことと、私は記憶する。

今回の不況は小手先の景気対策で地方は浮揚するどころか、まだまだ影響を受けることは十分考えられる。産業構造の違いから、失礼だが、敦賀市以上に不況感が漂うとも思う。言葉は悪いが、愚策の上に愚策を上乗せて、本当にいいのだろうかとさえ、思うのである。

これは、まったく逆の話だが、少なからぬ人が何だか怪しいと疑っているにもかかわらず、手を付けられないでいる。そのうち被害が拡大し、取り返しのつかない事態を迎える。これまでの豊田商事の事件も、そうだったが、「円天」と称する疑似通貨を売り物に組織的詐欺を行った事件。「年利36%の配当」など、聞いただけでも怪しさ満点の話だ。

相談や苦情も相次いでいたという。それでも警察は踏み込まなかった。自転車操業だと薄々気付いていても、配当が出ているうちは詐欺とは言い難い。

大きく言うと、米国のサブクライムローン問題もそうだ。怪しいという感覚が、儲けがでている以上は誰も手がつけられない。破綻してはじめて、その仕組みがおかしいとわかる。大きなつけが後に残る。苦しむのは「弱者の構図」だ。

犯罪に対して警察は慎重であるべきこともあるが、政治は「なんだかおかしい」という感覚が必要だ。それを早めに対応することの重要さだ。敦賀のごみ問題もそうだった。大きくなって初めて乗り出した。

ついでに言うが、実はこの国には、「円天」よりはるかに大規模で、若者の多くが何だか怪しいと疑っている仕組みがある。年金制度である。かつては高配当を出していたが、出資者は減り続けており、そのうち行き詰まるに違いないと若者らは感じている。

国や政治家の腰が重いのは、まだ何とか形になっているからだろう。ところが、どう考えてもも少子高齢化を考えれば、このままで破綻は目に見えている。政治家の大多数が若者世代ではないこともあるだろうか。この問題への介入も、破綻してからでは遅いのは言うまでもない。議論が進まないのは、なぜか、何かがおかしくなっている。
スポンサーサイト



【2009/02/07】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |