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看護学校に助産師学科・・。
Date:2009-02-14(Sat)

春が来ない冬はない。そんな感覚を味わった。昨日は予報通りの春一番が吹いた。気温15度。風速15メートル。4月上旬から中旬並みとか。早春というぴったりの日だ。市役所5階の議場からみる野坂山の雪もまばらだ。

昨日は、ほぼ半日、議場で過ごした。午前中は予算決算常任委員会の説明会。県内初の議会運営だ。議会運営委員会の岡本委員長をはじめ、議員、事務局の努力により、この2年間の検討、発案、議論、実行と、その改革の動きは速かった。課題は、走りながら考える。そんな時代でもある。

昼からは、介護保険料などの見直しと市立看護専門学校の改革案の説明。どれも3月議会の重要な課題でもある。介護保険制度を健全に運営するためにこれまでの保険給付の実績と将来の見込みに基づいて、3年ごとに保険料の見直しを行っている。利用者も増え、当然ながら保険料は着実に上がる。これをどう抑制するか、自治体の腕でもある。

市内の現在の高齢化率は21.5%、一番高い愛発地区は41.1%。いずれ敦賀市の30%を超える。当然、保険料も上げざるを得ない。いかに抑えるか、今回のプランは地域力と家族力という言葉で、計画がまとめられている。ほぼ妥当なものだが、細部の計画は地域が絡むだけに難しい。昨日も老人クラブの話になった。加入者はまだましだが、引きこもり、独居老人など、今後もウナギ登りだ。行政だけに頼ってもどうにもならない課題も多くなる。そんな時代ともなる。計画はどうしても概略的にならざるを得ない。どう具体的に展開するか、これからの課題だ。

65歳以上の人の保険料は、09年(平成21年)から2011年(平成23年)までの3年間に敦賀市において必要な介護費用をもとに決定する。サービスの提供に要する費用のうち、65歳以上の人の保険料は約2割。市内の65歳以上の人数で割って保険料の基準額が決まる。 2009年度(平成21年度)からは、細分化され、所得の少ない人の負担が軽くなるよう保険料段階が9段階になる。それでも大半の方には値上げだ。それだけ運営にあたっての知恵と工夫が必要になる。

二点目は市立看護学校の助産師学科の新設。約15名定員で検討に入るというもの。将来の短大化も視野に入れている。福井県下でも助産師養成は4名程度とか。目の付けどころがいいとも言える。話を聞くと、わずか1年だが、実習も加わり、学生も先生も大変とか。お産の現場に立ち会い経験もする。市立敦賀病院でもお産は増えているというものの、実習はこれでも足らない。福井市内の愛育病院も依頼しているとか。

高橋校長や関係者の努力に敬意は表したい。課題のひとつが実習先だ。これには人脈でもある。もうひとつの課題は、財源問題だ。当然、初期投資1900万円、ランニングコストも先生4名分の経費が上乗せされ、1億9千万円となる。普通の7万都市ではできるはずもない。電源3法交付金で一部賄うことになる。

費用対効果ということにもなろうが、市内の定着は、過去の実績から半分程度、最低でも3分の1、確保は可能とか。どう考えるか、今後の短大化もにらみながらの議論が必要だ。普通の七万都市ではとうてい維持できない、それだけ将来への負担と責任を負うことにもなる。基本的には賛成だが、本当にできるのか、あれもこれもの時代ではない。これだけはやるとの発想が重要だ。

財政状況を考えれば、7万都市で二つの大学を賄うことは不可能だ。当然、合併の話が具体化してくるが、私は今しばらく、状況をみるべきと考えている。看護学校の短大化自体、倍近い経費を必要とする。はたして持続的な運営が可能か、逆に助産師学科の動向も見ながら、じっくりと検討すべき課題だ。

介護と医療の問題は、今後、最重要課題だ。財源問題とも絡み、仕組み的にも縦割りではできない市役所全体、地域全体で取り組む課題だ。看護学校も同じだ。医療と介護だけは、敦賀市は大丈夫という施策とするくらいの覚悟がいる課題だ。
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